長ナスの栽培(支柱の立て方:3本仕立て)
家庭菜園での長茄子(長ナス)の育て方。前回は、追肥をして、肥料を補いました。長ナスの枝も伸びてきたので、今回は、支柱を追加したいと思います。長茄子は、支柱を3本追加して、「三本仕立て」にします。
長茄子(長ナス)に追肥をしたのは、5月下旬でした。
長ナスの支柱の立て方(茄子の3本仕立て)
ナスの枝の仕立て方は、主枝だけ残す「1本仕立て(栽培スペースが小さいプランター向き)」から、「2本仕立て(主枝と脇芽1本で仕立てる)」、「3本仕立て(主枝と脇芽2本)」、「4本仕立て(主枝と脇芽3本)」など、いろいろあります。
家庭菜園で栽培するナスで、露地栽培(畑で地植え)というパターンだと、2本仕立てか、3本仕立てにするのが一般的です。うちの今年の長茄子(長ナス)栽培は、三本仕立てにチャレンジします。
長ナスの3本仕立てに使う支柱は、太さが直径1.6cm、長さが150cmのもの。この支柱を3本用意します。
支柱の立て方ですが、1本目は、中心の主枝に沿うように立てます。その後は、2本目と3本目です。2本目と3本目の支柱は、脇芽(側枝)に沿うように立てましょう。
支柱を立てる場所が決まったら、支柱を手で持ち、土の中に押し込みます。土の中に25cm分くらいの支柱が入ればOKです。土が固くて入らない場合は、とりあえず支柱が止まるところまで押し込みましょう。
土が固くて、支柱が25cmも入らなかった場合は、ハンマーを使います。ハンマーを使い、支柱が止まったところからさらに10cm打ち込みましょう。
支柱を打ち込む際の注意点としては、あまり深くまで打ち込まないこと。支柱を深く打ち込むと、長茄子(長ナス)の片付けをする時に抜けなくなります。
長ナスを三本仕立てにしたら、茎と支柱を麻紐で結びます。この作業を誘引(読み方は「ゆういん」です。)といいます。
最後は、脇芽の処理(脇芽摘み)と、摘果をしておきましょう。ナスの仲間は、一番花が付く部分(V字に枝分かれする部分)よりも下にある脇芽は全て摘みます。
一番花が大きくなって実になる「一番果」も、大きさ3cmくらいになったら摘みます。
下の脇芽を摘むのも、一番果を早く摘むのも、全ては株の成長のためです。株がまだ若いうちに、脇芽や実が多くついていると、そちらに栄養が取られてしまって、株が大きくなりません。
ナスの実は、株が充実してから大きくするようにしましょう。(2番果、3番果あたりから大きく育てれば、長く収穫できます。)支柱の3本仕立てから、摘果までできたら、今回の作業は終了です。
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