いんげんの栽培:間引き(種から育てるインゲン豆・三度豆)- さやいんげんの育て方
畑作栽培での、インゲン(さやいんげん・いんげん豆)の育て方。前回は、いんげん(三度豆)の種まきをしました。それから約10日が経過。今回は、いんげんの間引きをします。

いんげんやオクラ、枝豆など、種から育てる野菜は、間引きしながら栽培するのが定石です。間引きで生育の良いインゲンを残すことで、病害虫にかかりにくくなりますし、株のサイズも大きくなります。(生育の良いサヤインゲン=健康なインゲン豆ということなので、病害虫に強く、充実した株に成長します。)

いんげんの間引き(さやいんげんの栽培管理):地植え三度豆の上手な育て方
いんげん(さやいんげん・三度豆)の間引きの目安は、本葉が出始めた頃。マルチの穴1つあたり1~2株残すようにします。(生育の良いインゲンだけ残して、それを大きく育てる。)

いんげんの間引きでは、生育不良気味の株はとってしまうようにしましょう。病気になってそうな株や、弱弱しくて成長が見込めないような株は間引きの対象です。

間引きの仕方は、いんげん(インゲン豆)の株元にハサミをあてて、地際でカットするのが確実です。いんげんの株を手で持って引き抜く、という間引き方法は、あまりおすすめしません。なぜかというと、引き抜く時に、隣のインゲンの根を傷つけることがあるからです。(間引きは、残す株を傷つけないよう、慎重に。)

いんげんの土寄せ(土を寄せて、さやいんげん・三度豆の株を安定させる)
間引きしたついでに、いんげん(さやいんげん・三度豆)の土寄せも行っておきます。土寄せとは、根元に土を盛ることです。いんげんの株元に土寄せをしておくと、根元が補強されて倒伏防止になります。

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