とうもろこしの有機栽培:間引き(種からの育てるトウモロコシ)- 間引きで生育の良いトウモロコシを残す
地植え栽培でのとうもろこしの育て方。前回は、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の種まきをしました。それから約20日が経過。今回は、とうもろこしの間引きをします。

とうもろこしや枝豆など、種から育てる野菜は、間引きしながら栽培するのが定石です。間引きで生育の良いトウモロコシを残すことで、病害虫にかかりにくくなりますし、株のサイズも大きくなります。(生育の良いトウモロコシ=健康なトウモロコシということなので、病害虫に強く、充実した株に成長します。)

とうもろこしの間引き(とうきびの栽培管理):地植えトウモロコシの上手な育て方
とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の間引きの目安は、草丈が7~8cmくらいになった頃。マルチの穴1つあたり1株だけ残すようにします。(生育の良いトウモロコシを1株だけ残して、それを大きく育てる。)

とうもろこしの間引きでは、生育不良気味の株はとってしまうようにしましょう。病気になってそうな株や、弱弱しくて成長が見込めないような株は間引きの対象です。

間引きの仕方は、とうもろこしの株元にハサミをあてて、地際でカットするのが確実です。トウモロコシの株を手で持って引き抜く、という間引き方法は、あまりおすすめしません。なぜかというと、引き抜く時に、隣のトウモロコシの根を傷つけることがあるからです。(間引きは、残す株を傷つけないよう、慎重に。)

とうもろこしの土寄せ(土を寄せて、トウモロコシの株を安定させる)
間引きしたついでに、とうもろこしの土寄せも行っておきます。土寄せとは、根元に土を盛ることです。トウモロコシの株元に土寄せをしておくと、根元が補強されて倒伏防止になります。

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