スナップエンドウの育て方(間引き&支柱&防寒対策)

今回はスナップエンドウ(つるなしタイプ)のお世話です。間引き後に支柱を立てて、紐を張り、防寒対策をします。

スナップエンドウの支柱立てと防寒対策

スナップエンドウの間引き

スナップエンドウは、11月上旬に種まきをして、順調に成長中。株間が混んできたので、間引きして1穴2株にします。(間引く時は、ハサミで地際をカットする。)

スナップエンドウの種まき
スナップエンドウの間引き

冬越しさせる場合は、草丈15cmくらいのものを残すようにしましょう。15cmくらいの大きさが一番寒さに強く、冬越しには適しています。小さすぎてもダメだし、大きく育ちすぎていてもダメです。小さい株は、寒さで枯れることがありますし、大きく育ちすぎると霜にやられることも。

地際をカットして間引く
冬越しに強いのは草丈約15cm
スナップエンドウの間引き完了

支柱を立てる

次は、スナップエンドウの区画に支柱を立てます。支柱は、直径1.6cm、長さ150cmのものを4本用意します。後で紐を張るので、イボ付きの支柱がオススメです。(イボ付きだと、紐がずり落ちにくい。)

支柱の直径は1.6cm
支柱の長さは150cm
イボ付きの支柱
支柱を立てる位置

支柱の立て方ですが、まず、手に持った支柱を土の中に押し込みます。(支柱が止まるところまで。)

支柱を手で押し込む

その後、ハンマーを使ってさらに10cm、支柱を打ち込みます。注意点としては、支柱をあまり深く打ち込まないこと。深く打ち込み過ぎると、片付けする時に抜けなくなります。

支柱の先端
ハンマーで10cm打ち込む
スナップエンドウの区画に支柱が立ちました

支柱に紐(麻紐)を渡す

支柱を立てたら、ツルを誘引するための紐(麻紐)を渡します。(紐同士の間隔は約15cm。)今回は、とりあえず3段目の紐まで設置しました。これより上段の紐は、スナップエンドウの成長に合わせて張っていきます。

麻紐
1段目の紐を結んだところ
麻紐は3段目まで設置

スナップエンドウの防寒対策

最後は防寒対策です。支柱の周りに不織布(防虫ネットでもOK)を巻き付けます。これで、スナップエンドウのお世話(間引き、支柱、防寒対策)は完了です。

不織布
スナップエンドウの防寒対策
スナップエンドウの間引きと冬越し対策完了

スナップエンドウ栽培の追加情報(つるなしスナップエンドウの育て方についての関連情報)

スナップエンドウの肥料は何がいいですか?

スナップエンドウのような豆類は、肥料がなくても育つので、土作りの際の元肥は必要ありません。(スナップエンドウは肥料を入れると、実がつきにくくなることがあります。)肥料は入れませんが、堆肥は使うことがあります。(土の水はけが悪い場合。土壌改良のため。)肥料を使わないので、土作りでは土を耕すだけでOKです。

スナップエンドウの追肥時期はいつですか?

スナップエンドウは、土作りでは肥料を使いませんが、追肥はする必要があります。スナップエンドウの追肥時期は、まだ寒さが厳しい1月上旬から中旬頃です。この頃に追肥をしておくと、春先に肥料が効いてきて、スナップエンドウの成長が促進されます。

追肥の肥料は鶏糞を使います。鶏糞は、スナップエンドウの生育に必要な栄養をバランスよく含んでいます。追肥量は、スナップエンドウ1株につき、鶏糞約10gです。肥料の量が多すぎると、スナップエンドウに実がつきにくくなります。追肥の際は、肥料過多にならないよう、気をつけましょう。

動画版はこちら

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