スナップエンドウの栽培(つるなしスナックエンドウの間引きと追肥)
オーガニック栽培でのスナップエンドウの育て方。前回は、つるなしスナップエンドウの支柱の立て方や、冬越しについて解説しました。その支柱設置から約45日が経過。今回は、スナップエンドウの間引きと追肥を行います。
スナップエンドウ(つるなしスナックエンドウ)は、例年、年を越した1月頃が間引き時期、追肥時期になります。スナップエンドウの生育に勢いがつくのは、もう少し暖かくなってからですが、その前に間引きや追肥を済ませておくのが肝心です。特に、寒い時期の追肥は、追肥した肥料が効くまで約1ヶ月かかるので、早めに行いましょう。
スナップエンドウの間引き(1穴に2株のスナップエンドウを残す)
スナップエンドウの間引きは、株が混み合っているところに行います。マルチの穴を見て、スナップエンドウの株が3株以上出ていたら、間引きをして、1穴2株にします。(スナップエンドウの株が、2つか1つのところは、間引きしません。そのままの状態で残しておきます。)
間引きの仕方は、スナップエンドウの株元にハサミをあてて、地際でカットするのが確実です。スナップエンドウの株を手で持って引き抜く、という間引き方法は、あまりおすすめしません。なぜかというと、引き抜く時に、隣のスナップエンドウの根を傷つけることがあるためです。
スナップエンドウの追肥(1月は、つるなしスナップエンドウの追肥時期)
スナップエンドウの追肥をする場所は、株と株の間です。マルチに4ヶ所穴をあけているので、スナップエンドウの追肥も4ヶ所にします。
追肥の肥料は鶏糞です。追肥しやすいように、マルチに切れ目を入れておきましょう。
追肥する量は、1ヶ所あたり鶏糞10ccです。鶏糞は、スナップエンドウの成長に必要な栄養を、バランスよく含んでいます。追肥の肥料としておすすめです。
追肥の仕方は、切れ目に移植ゴテを約10cm挿し込んで隙間を広げ、そこに鶏糞を入れます。(1ヶ所あたり10ccの鶏糞を追肥するので、4ヶ所分で計40ccの鶏糞が必要です。)
追肥後は、肥料に水をかけ、土をかぶせておきます。これでスナップエンドウの間引きと追肥は完了です。
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