ロマネスコの栽培:肥料の追肥(カリブロ・カリッコリーの追肥の仕方)- ロマネスコの自家栽培
露地栽培でのロマネスコの育て方。前回は、ロマネスコ(カリブロ、カリッコリー)の苗の植え付けを行いました。それから約25日が経過。今回は、成長してきたロマネスコに肥料を追肥します。
ロマネスコ(カリブロ・カリッコリー)に追肥する時期は、植え付けから約3週間~1ヶ月経過した頃が目安です。秋冬に栽培するアブラナ科の野菜は、ロマネスコの他に、ケールやブロッコリー、白菜などがありますが、どの野菜でも、追肥のタイミングはだいたい同じです。苗から育てるアブラナ科野菜であれば、植え付けから約3週間~1ヶ月後が追肥時期になります。
ロマネスコの追肥方法(カリブロ、カリッコリーの追肥の仕方)
ロマネスコの追肥の仕方ですが、株元から約20cm離れたところに2ヶ所入れます。
ロマネスコ(カリブロ、カリッコリー)は、植え付け時期から約1ヶ月経つと、株元から20cmぐらい離れたところまで根が伸びています。なので、20cm先に追肥をするというわけです。(肥料というのは、ロマネスコの根が伸びていく先に施すと、効果が大きい。)
追肥箇所はマルチシートの下になるので、肥料を入れやすいよう、マルチをあらかじめ切っておきます。
追肥する量は、1ヶ所あたり鶏糞20ccです。鶏糞は、ロマネスコ(カリブロ、カリッコリー)栽培に必要な栄養をバランスよく含んでいます。追肥の肥料としておすすめです。
追肥の仕方は、切れ目に移植ゴテを約10cm挿し込んで隙間を広げ、そこに鶏糞を入れます。(1ヶ所あたり20ccの鶏糞を追肥するので、2ヶ所分で計40ccの鶏糞が必要です。)
肥料は、適切な量を守って入れるようにしましょう。(今回の追肥の場合は、20cc×2ヶ所=40cc)追肥量が多いと、害虫の被害を受けやすくなったり、生育不良を起こしたりします。ロマネスコの味が苦くなったり、「えぐみ」が出ることもあるので、注意しましょう。
あとは、肥料に水をかけて土をかぶせ、防虫ネットを戻します。これで、ロマネスコ(カリブロ、カリッコリー)の追肥作業は完了です。
追肥した肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は濡れていた方が分解しやすい。)あと、追肥の肥料は、必ず土の中に埋めるようにしましょう。肥料が地表に出ていたり、マルチの上に残っていたりすると、肥料の匂いに誘われて、害虫が寄ってきます。
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