とうもろこしの有機栽培:追肥(とうきび・トウモロコシの追肥)- とうもろこしの追肥時期は?
オーガニック栽培でのとうもろこしの育て方。前回は、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の間引きをしました。それから約2週間が経過。今回は、とうもろこしの追肥をします。

とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の追肥は、通常2回行います。1回目の追肥のタイミングは、とうもろこしの本葉が6~8枚まで出た頃。日数的な目安としては、種まきから約1ヶ月経過した頃がとうもろこしの追肥時期です。

とうもろこしの追肥(マルチ栽培のトウモロコシの追肥方法)
とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)の追肥をする場所は、株と株の間(株間)です。株間の4ヶ所に、肥料の鶏糞(有機質肥料)を入れます。

マルチ栽培のトウモロコシの場合は、追肥箇所はマルチシートの下になります。そのままだと肥料を入れられないので、追肥しやすいよう、マルチシートを切っておきましょう。

追肥量は、1ヶ所あたり鶏糞20ccです。鶏糞は、とうもろこし(とうきび・トウモロコシ)栽培に必要な栄養をバランスよく含んでいます。追肥の肥料としておすすめです。

追肥のやり方は、切れ目に移植ゴテを約10cm挿し込んで隙間を広げ、そこに鶏糞を入れます。


追肥の肥料は、入れ過ぎないようにしましょう。追肥量が多すぎると、害虫の被害を受けやすくなったり、生育不良を起こしたりします。「茎や葉は茂るけど、株が軟弱になる」とか、「とうもろこしの実が大きくならない」ということもあるので、注意しましょう。

追肥後は、肥料に水をかけ、土をかぶせておきます。これでトウモロコシ(とうきび・とうもろこし)の追肥作業は完了です。


追肥した肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は濡れていた方が分解しやすい。)あと、追肥の肥料は、必ず土の中に埋めるようにしましょう。肥料が地表に出ていたり、マルチの上に残っていたりすると、肥料の匂いに誘われて、害虫が寄ってきます。

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