イチゴ(宝交早生)の育て方(栽培時期終盤のカラス対策)
露地栽培しているイチゴ(宝交早生)は、そろそろ栽培時期が終盤に差し掛かってきました。実が付き始めて、収穫時期が近づいてくると気になるのが「カラス」です。対策をしておかないと、苗から大切に栽培してきたイチゴが食べられてしまいます。なので、今のうちにカラス対策をしておきましょう。
うちのイチゴは、まだ青いものが大半なので無事ですが、すでにカラスの被害が出ている畝もあるらしいです。食べられてしまってからでは遅いので、さっそく対策したいと思います。
対策には、90cmの支柱4本と不織布を使います。これでイチゴの区画を囲い、カラスを寄せ付けないようにします。(不織布が無い場合は、防虫ネットでもよいです。)
まず、支柱を区画の四隅に立てて、その後、周りに不織布を巻き付けます。(土が固くて支柱が立てにくい場合は、ハンマーなどで打ち込みましょう。)
イチゴの実が見えないよう、不織布で目隠しすることができました。イチゴの実を守るカラス対策としては、一応これで大丈夫だと思います。もし、ダメなら違うカラス対策を考えます。
露地栽培のいちごの追加情報(イチゴの育て方についての関連情報)
露地栽培のいちごの冬の管理について(イチゴの冬越し作業)
露地栽培のいちごは、植え付け以降はあまり世話をする必要はありません。メインの越冬作業は、11月中旬頃のマルチをはがす作業です。(いちごを寒さにさらし、休眠状態になることを促す。)
冬越し中のいちごは頻繁に世話する必要はありませんが、枯れた葉を摘んだり、雑草が生えてきたら抜く、などのメンテナンスは必要です。
成長旺盛なイチゴの場合、冬でも花が咲くことがありますが、越冬中にできる蕾や花は摘みます。冬に咲く花は、実になりにくいですし、余分なエネルギーを使ってしまうので、見つけ次第摘みましょう。(いちごの花を咲かせるのは3月からです。)
いちごは、冬越し中に枯れることはありませんか?
いちごは寒さに強い作物なので、多少の霜では枯れることはありません。(-5℃くらいまでは大丈夫です。)冬越し中に、葉が何枚か枯れることはありますが、いちごの株自体が枯死することはないです。
積雪が多い地域や、山間部の寒さが厳しい地域などは防寒対策が必要ですが、平地の中間地(温暖地)では枯れる心配はありません。
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