有機いちごの栽培(家庭菜園のいちごの鳥害対策)
地植え栽培でのいちごの育て方。前回は、いちごの受粉作業とランナー処理を行いました。それから約15日が経過。今回は、いちご(宝交早生いちご)の鳥害対策をします。
いちごは、収穫時期が近づいて熟してくると、鳥や獣に狙われやすくなります。幸い、うちのいちご畑には、害獣はほぼ来ないので、対策のメインは鳥よけになります。家庭菜園のいちごを狙ってくる鳥はいろいろいますが、特に厄介なのはカラスですね。(赤く熟したいちごは目立つので、めざとく見つけて食べられてしまいます。)
いちごの鳥よけ対策(家庭菜園のいちごを鳥害から守る)
いちごの鳥よけ(防鳥対策)には、90cmの支柱4本と不織布を使います。これでいちごの区画を囲って、鳥害(鳥の被害)を防ぎます。(不織布が無い場合は、防虫ネットでもよいです。)
いちごの実が見えないよう、不織布で覆ってしまえば、鳥よけになります。アライグマやハクビシンなど、獣相手の場合は、不織布よりもしっかりした対策をしないと、いちごが食べられてしまうと思いますが、鳥よけなら、それほど頑丈な対策は必要ないです。
いちごの鳥よけの方法ですが、まず、支柱を区画の四隅に立てます。そして、その後、周りに不織布を巻き付けます。(土が固くて支柱が立てにくい場合は、ハンマーなどで打ち込みましょう。)
いちごの実が見えないよう、不織布で目隠しすることができました。いちごの防鳥対策としては、わりと簡易的ですが、カラスとかハトくらいなら、これで防げると思います。
スズメのような小型の鳥だと、ちょっとした隙間から入ってきたりするので、完全には防げないかもしれません。鳥害対策に使うテグスなどを張れば、リスクをさらに減らせると思いますが、そうすると、いちごの管理がしにくくなるというデメリットが出てしまいます。
ということを考えると、今回の不織布を使った鳥よけくらいがちょうどいいのかなと思います。以上で、いちごの防鳥(鳥害)対策は完了です。
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