じゃがいもの有機栽培:土作り(元肥の施肥)- 馬鈴薯・ジャガイモに必要な肥料
自家栽培でのじゃがいもの育て方。じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の一般的な栽培スケジュールは、3月上旬から中旬頃に植え付けをして、その後、1ヶ月後くらいから芽かきや土寄せなどの世話をします。収穫は、梅雨入り前の6月上旬頃が目安です。
去年のじゃがいも栽培でもそうでしたが、今年も、種芋の植え付け時期は少し早めに、と考えています。植え付けは、2月下旬くらいで、収穫は5月中にできればいいかなと思っています。(2月はまだ寒いので、この時期に植え付けても、ジャガイモの成長が鈍くなり、結局は6月に入ってからの収穫になりそうですが…。)
栽培する品種にもよりますが、じゃがいもの収穫時期は、種芋の植え付けから約90~100日後です。
今回は栽培の初回なので、じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の土作りを行います。(土作り=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)じゃがいも栽培の区画は、約60cm×60cmの大きさです。
じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の栽培に使う肥料(施肥)
じゃがいも(馬鈴薯)の土作りに使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は鶏糞が50ccです。(有機栽培のジャガイモの肥料には、有機質の鶏糞がおすすめです。)
じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)は有機栽培で育てるので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。
じゃがいもの畝立て(施肥後はジャガイモの畝を作る):じゃがいものマルチ栽培
肥料を入れて土作りした後は、じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の畝を立てます。畝立てには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。
畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)
凹凸があると、植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。
あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。
これで、じゃがいもの植え付け前の土作り(馬鈴薯・ジャガイモの肥料施肥と畝立て)は完了です。
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