モロヘイヤと空芯菜の育て方(牛糞堆肥と油かすを使った土作り)
露地栽培でのモロヘイヤと空芯菜の育て方。今回は、発酵牛糞堆肥と油かすを使った土作りです。(モロヘイヤは、インドやエジプトが原産のネバネバ系野菜。空芯菜は、エンサイ、エンツァイとも言われる野菜で、東南アジアが原産です。)
モロヘイヤと空芯菜(エンサイ)を栽培する区画の大きさは、約60cm×45cm。ここに堆肥と肥料を混ぜ込んで、栽培に適した土を作ります。
モロヘイヤと空芯菜の施肥、畝立て(牛糞堆肥と油かすを使用)
土作りに使う肥料は、完熟発酵の牛糞堆肥が1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)と、油粕が50ccです。モロヘイヤと空芯菜は、無農薬、有機栽培で育てるので、肥料も全て有機肥料を使います。
牛糞は、肥料というより堆肥としての使い方がメインです。粘土質の土に牛糞堆肥を混ぜると、土壌改良の効果が期待できます。(土をふかふかにしてくれる。)牛の糞を元にした堆肥ですが、完熟発酵させているので、嫌な臭いはほぼ無いです。
モロヘイヤと空芯菜の元肥(植え付け前に入れる肥料)として働くのが、油かすです。油粕とは、大豆や菜種を搾った後のかすで、肥料の成分としては、窒素を多く含みます。
窒素は、野菜の茎や葉の成長に必要な栄養成分です。モロヘイヤも空芯菜も葉物野菜なので、土に油粕を入れるとよく育ちます。
用意した牛糞堆肥と油かすは、区画にまいて、土に混ぜ込みます。
モロヘイヤと空芯菜の区画に肥料を入れたら、畝を作っていきます。土は、空気を含ませながらふんわりと盛るのがポイント。空気を含ませることで「土のかさ」が増え、畝に高さを出すことができます。
ならし板を使って、畝を整えます。畝の上は平らに、横は少し固めて強度を出すようにします。
あとは、表面に黒のマルチをかぶせ、周囲をマルチ留めで固定します。これでモロヘイヤと空芯菜の畝は完成です。
動画版はこちら
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