カブの栽培:土作り(かぶの種まき前の畝作り)- スワンかぶの育て方

土耕栽培での、カブの育て方。今回は栽培の初回なので、かぶ(蕪)の土作りをします。栽培方法は、カブの種子を土に直接播種する「地植え栽培」です。

カブ(スワンかぶ)の土作り(カブの種まき前の畝立て)

カブの栽培に最適な時期は、秋冬です。種まき時期の適期は、9月上旬から下旬頃。この時期に種まきして、順調に成長すれば、11月~12月頃に収穫時期が来ます。(秋まきのカブの栽培期間は約2ヶ月。)

カブの品種によっては、春夏栽培でも大丈夫な場合がありますが、あまりオススメはできません。(私は、春夏にカブを栽培してみたことがありましたが、暑さ+アブラムシの発生でうまく育ちませんでした。)

かぶは、ニンジンや大根と同じ「根菜類」の仲間なので、種から育てるのが一般的です。(ポットなどで育てた苗を畑に移植する「移植栽培」だと、うまく育たたないことがあります。)

これから行う「土作り」は、カブの種まき前の準備です。栽培区画に堆肥や肥料を入れて耕し、畝を作ります。カブの栽培区画の大きさは、約60cm×60cmです。

カブ(スワンかぶ)の栽培区画

カブを栽培する肥料(蕪の種まき前の土作り)

カブの栽培に使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は油粕が100ccです。

カブ(スワンかぶ)の栽培に使う肥料

カブの栽培方法は有機栽培です。なので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥と油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

蕪の肥料を土に混ぜ込む

カブの畝の作り方(蕪の畝立ての仕方)

牛糞や油粕などの肥料を入れた後は、カブ(蕪)の畝を作ります。畝作りには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。

カブ(スワンかぶ)の畝の作り方
畝の縁
畝の縁は、移植ゴテを使って固める

畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

畝の上は平らにならす

凹凸があると、カブの種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

カブ(スワンかぶ)の畝の形が整いました

あとは、表面に黒のマルチシート(穴あきマルチ)をかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

カブの畝にマルチを張る

これで、カブの種まき前の土作り(蕪の肥料施肥と畝立て)は完了です。

カブ(スワンかぶ)の種まき前の土作り完了です

動画版はこちら

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