大根の育て方:ダイコンの土づくり(青首大根の秋冬栽培)
自家栽培での大根の育て方。今回は栽培初回なので、大根(ダイコン)の土づくりをします。育てる品種は青首大根。スーパーなどでよく見かける、いわゆる「普通の大根」です。
大根は年中出回っていますが、家庭菜園で育てるなら、秋大根がおすすめです。秋大根は、種まき時期が8~9月頃で、10~12月頃が収穫時期の大根です。冬の寒い時期に向かって育てる大根なので、害虫リスクが少なく、栽培が失敗する確率も低いです。
大根(ダイコン)を栽培する区画の大きさは、約60cm×60cm。ここに肥料を混ぜ込んで、大根栽培に適した土を作ります。
大根の土づくり(ダイコンの肥料施肥と、畝の作り方)
大根(ダイコン)の土作りに使う肥料は、牛糞堆肥が1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)と、油かすが100ccですが、牛糞堆肥と油かす50ccは太陽熱消毒をした時に既に入れてあります。
なので、今回は残りの油かす50ccを入れるようにします。大根(青首ダイコン)は無農薬、有機栽培で育てるので、肥料も全て有機肥料を使います。(肥料を入れ過ぎると、大根にアブラムシが発生したり、生育のバランスが崩れたりするので、必要な量だけ入れるようにしましょう。)
用意した肥料は、大根の区画にまいて土に混ぜ込みます。(透明マルチはめくって、横によけておく。)
大根は、土づくりが不十分だと又根(根が二股に分かれる)になるので、肥料と土はよく混ぜます。(肥料が塊で残っていると、大根が又根になりやすい。)できれば、地下30cmくらいまで耕しておくと良いです。大きめの石など、大根の障害物になりそうなものがあれば、それも取り除いておきます。
施肥後は、ダイコン(青首大根)の畝を整えます。畝作りには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。
畝ができたら、透明マルチを戻します。これで、大根の土作り&畝立て完了です。
透明マルチは、大根の種まきの約1週間くらい前になったら、黒マルチに張り替えます。(大根の栽培開始が9月上旬あたりなので、8月末か9月に入ってすぐくらいがマルチ張り替えのタイミングになります。)
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