そら豆の栽培:土づくり(ソラマメの種まき前の畝立て)
露地栽培での、そら豆の育て方。今回は栽培の初回なので、そら豆(ソラマメ)の土作りをします。そら豆の栽培方法は、種を畑に直まきする「地植え栽培」にします。
そら豆(空豆)の栽培に最適な時期は、秋冬です。種まき時期の適期が10月中旬頃なので、その2~3週間前、9月下旬頃に土作りをしておくと、ソラマメ栽培に適した土になります。(2~3週間の間に、土と肥料が馴染むので、種まき後の成長も安定しやすい。)
そら豆の栽培スケジュールは、まず種まき時期が10月中旬頃で、12月頃に支柱を立てておきます。そら豆の追肥時期は、年が明けた来年1月中旬から下旬頃。この頃からアブラムシが増えてくるので、マメに取るようにします。
2月頃になると、そら豆の枝が増えてくるので、剪定・整枝をして、枝数を制限します。3月上旬頃には摘心をして、そら豆の実に栄養が回るようにします。収穫時期は、4月下旬から5月にかけて。そら豆のサヤが下を向くようになったら、それが収穫の目安です。
これから行う「土作り」は、そら豆の種まき前の準備です。栽培区画を耕して、畝を作ります。そら豆の栽培区画の大きさは、約60cm×60cmです。
そら豆の種まき前の準備:土を耕す
そら豆の栽培では、基本的に元肥が要りません。元肥とは、種まきや植え付けの前に入れる肥料のことです。
肥料が要らないので、肥料を量る必要がありませんし、土と肥料を混ぜる手間もありません。土だけしっかり耕して、ソラマメの栽培に備えましょう。
そら豆の畝の作り方(ソラマメの畝立て)
ここからは、そら豆の畝の作り方です。移植ゴテとならし板を使って、畝を立てます。畝の作り方のポイントとしては、「縁を少し固める」こと。移植ゴテで縁を押さえ、畝の周囲を固めておくと、崩れにくい畝になります。
畝の上の面は、平らにならしておきましょう。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)
凹凸があると、そら豆の種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。
あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。
これで、そら豆の土作り(ソラマメの種まき前の畝立て)は完了です。
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