枝豆とミニトマトの栽培(土作り)

枝豆とミニトマトの栽培(土作り)

今回は、枝豆とミニトマトの土作りです。区画の大きさは、どちらも約60cm×60cmです。

枝豆とミニトマトの栽培区画

枝豆&ミニトマトの栽培に使う肥料(施肥)

肥料は、枝豆には入れません。ミニトマトの方には、牛糞1リットルと鶏糞50ccを入れます。(枝豆の根には、根粒菌という菌がいて、この菌が栄養を供給してくれます。なので、基本的に肥料は不要です。)

枝豆には肥料は不要
ミニトマトの肥料は、牛糞と鶏糞

あと、土壌改良用の資材として、ココピートを10リットル、ゼオライトを1リットル使います。この土壌改良材は、枝豆&ミニトマトの両方に必要なので、畝全体に入れます。(ココピートとゼオライトは、どちらも有機JAS適合資材です。)

ココピートとは、ヤシ殻から作られた土壌改良材のこと。土の水はけ(排水性)や通気性を改善します。畑の土をフカフカにして、やわらかくするという効果もあるので、野菜の根張りが良くなります。

ココピート

ゼオライトとは、天然の鉱物から作られた土壌改良材のこと。肥料を吸着して保つ力(保肥力)があるので、雨で肥料が流れるのを防ぎます。肥料を保つ「吸着力」がある資材ですが、野菜が必要とする栄養分に関しては、きちんと供給してくれます。

ゼオライト

ここからは土作りです。まず、シャベルを使って、枝豆とミニトマトの区画全体を約30cm掘り下げます。

枝豆とミニトマトの区画を30cm掘り下げる
シャベル
掘った土は脇によけておく

掘った穴に、ココピート10リットルを入れ、土に混ぜ込みます。ココピート10リットルは、10リットル入りのバケツに1杯分入れればOKです。土への混ぜ込みは、シャベルか鍬(くわ)を使いましょう。

掘った穴にココピートを入れる
ココピートと土を混ぜる

穴の底でココピートと土を混ぜたら、よけておいた土を戻します。ココピートは比重が軽く、地中浅いところだと次第に浮いてきてしまいます。なので、地中深いところで土と混ぜ、残りの土で上から押さえるという感じにします。

よけておいた土を穴に戻す
ココピート
穴を埋め戻したところ

その後、畝全体にゼオライトを1リットル。枝豆は施肥する必要が無いので、肥料は無し。トマトの方は、牛糞1リットル、鶏糞50ccを入れます。

ゼオライト1リットル
牛糞1リットルと鶏糞50cc
枝豆とミニトマトの区画に肥料をまいたところ
肥料と土を混ぜる

畝の作り方(枝豆&ミニトマトの畝立て)

施肥後は、移植ゴテとならし板を使って、畝を整えます。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。

ならし板で畝を整える
畝の縁
畝の縁は、移植ゴテを使って固める
畝の上は平らにならす
畝の形が整いました

あとは、表面に黒のマルチをかぶせ、周囲をマルチ留めで固定します。これで、枝豆とミニトマトの畝は完成です。

畝にマルチを張る
枝豆とミニトマトの畝立て完了

動画版はこちら

枝豆とミニトマトの栽培(土作り)- YouTube