大根の育て方(聖護院大根と青首大根の土づくり)
オーガニック栽培での大根の育て方。今年は、形が丸い聖護院大根と、青首だいこんを栽培します。今回は、ダイコン栽培の初回なので、土づくりです。が、大根の区画にオクラが植わったままなので、まずこれを片付けなければいけません。
オクラの栽培は、9月上旬から中旬あたりに終了しました。
オクラはまだ元気そうで、勿体ないですが、聖護院大根と青首大根も栽培したいので、片付けます。種まき時期が秋で、収穫時期が冬(年内)の大根は、今の時期(9月中旬頃)から土づくりをしないと、株が大きくなってくれません。(だいこんを大きく育てるなら、8月中旬頃から9月中旬頃が土づくりの適期。)
聖護院大根と青首大根の土づくり:土を耕して肥料を入れる
ここからは、だいこんの土づくりをしていきます。まず、暑さで乾き気味の土を湿らせます。(種まきした後の大根がしっかり育つように、土をしっとりさせておく。)夏野菜を栽培した後は、土が乾いて固くなってることが多いので、水をまき、土を少しほぐしておくとよいです。
だいこん(聖護院大根&青首大根)の栽培で重要なのは、土です。大根は、石や根の残骸などがあると、先が二又に分かれる「又根」になることがあります。なので、土の中に残っている異物(石や根の残り)は、しっかり取り除いておきます。
次は、聖護院大根と青首大根の施肥です。大根の肥料は、牛糞と油かすを使います。約60cm×60cmの区画に、牛糞は1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、油かすは50cc入れます。
肥料は、土とよく混ぜます。聖護院大根も、青首大根も、土の中で育つ野菜なので、土は深く耕しましょう。20cmから30cmくらい耕せば、又根になるリスクは少なくなると思います。肥料の塊なども、ダイコンの又根の原因になるので、よくほぐすようにします。
聖護院大根と青首大根の土づくり:畝の作り方
だいこんの区画に肥料を入れ終わったら、畝立てをします。畝立ては、移植ゴテとならし板を使って、畝を作る作業です。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。
あとは、表面に黒のマルチをかぶせ、周囲をマルチ留めで固定します。これで畝は完成。聖護院大根と青首大根の土づくりも完了です。
聖護院大根栽培の追加情報(聖護院大根の育て方についての関連情報)
聖護院大根の種まき時期はいつですか?
聖護院大根のような大型のダイコンは、9月上旬~中旬頃が種まき時期の適期です。種まき時期が遅れて、10月頃になると、根の部分が十分に太らないことがあります。大型の聖護院大根は、まだ残暑が残っているぐらいの頃に種まきをして、暖かいうちにできるだけ大きく育てましょう。
聖護院大根の間引きのやり方を教えてください。(聖護院大根の間引きについて)
聖護院大根の間引きは、発芽して子葉(双葉)が出揃ったら始めます。1回目は、子葉の葉を見て、元気がないものを間引きます。2回目は、聖護院大根の本葉が3~4枚まで出た頃。3回目は、本葉5~6枚の頃です。
聖護院大根の間引きには、ハサミを使うのが無難です。引き抜くと、残す株の根を傷めることがあります。間引きする株の根元をハサミでカットして間引きましょう。
聖護院大根の栽培記録はありますか?
聖護院大根の栽培記録(2020年版)は、リンク先にあります。聖護院大根の土作りから収穫までを記録しています。
聖護院大根と一緒に青首大根も育てています。(育て方は、聖護院大根とほぼ同じです。)
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