メロンの露地栽培:土作り(元肥の施肥)- メロン栽培に必要な肥料
土耕栽培でのメロン(露地ネットメロン)の育て方。メロンの一般的な栽培スケジュールは、4月下旬~5月上旬頃に植え付けをして、空中栽培(立体栽培)の支柱を設置。その後、摘心や追肥などをして、収穫という流れになります。
メロンの露地栽培では、購入した苗を植え付けて育てていくのが基本ですが、種から苗を育成して、それを畑に植え付ける栽培方法もあります。(初心者の方には、メロンの苗を買って植え付ける方法がおすすめです。)

今回は栽培の初回なので、メロン(露地ネットメロン)の土作りを行います。(土作り=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)メロン栽培の区画は、約60cm×60cmの大きさです。

メロン(露地ネットメロン)の栽培に使う肥料(施肥)
メロン(露地ネットメロン)の土作りに使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は鶏糞が50cc、油粕が50ccです。(有機栽培のメロンには、有機質肥料の鶏糞と油かすがおすすめです。)

メロンは有機栽培で育てるので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

メロンの畝の作り方(土作り後はネットメロンの畝を立てる):露地メロンのマルチ栽培
肥料を入れて土作りした後は、メロン(露地ネットメロン)の畝を立てます。畝立てには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。



畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

凹凸があると、苗の植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

これで、メロンの植え付け前の土作り(露地ネットメロンの肥料施肥と畝立て)は完了です。

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