のらぼう菜の栽培:土作り(なばな、菜花の肥料施肥と畝作り)

土耕栽培での、のらぼう菜の育て方。のらぼう菜は、東京や埼玉周辺で多く栽培されていて、なばな(菜花)に似た野菜です。(食用の菜の花という感じ。)のらぼう菜の育て方は、種まきから行うこともできますが、苗から育てる方が簡単で、初心者向けです。

のらぼう菜の土作り(なばなの肥料施肥と畝立て)

今回は栽培の初回なので、のらぼう菜(なばな、菜花)の土づくりを行います。(土作り=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)栽培区画は、約60cm×60cmの大きさです。

のらぼう菜の栽培区画

のらぼう菜を育てる肥料(油粕や鶏糞で土作り)

のらぼう菜(菜花、なばな)の栽培に使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は鶏糞が30cc、油粕が100ccです。

のらぼう菜の栽培に使う肥料

のらぼう菜の栽培方法は有機栽培です。なので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。

のらぼう菜の肥料を土に混ぜ込む

のらぼう菜の畝の作り方(菜花の畝立ての仕方)

鶏糞や油粕などの肥料を入れた後は、のらぼう菜(菜花、なばな)の畝を作ります。畝作りには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。

のらぼう菜の畝の作り方
畝の縁
畝の縁は、移植ゴテを使って固める

畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)

畝の上は平らにならす

凹凸があると、苗の植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。

のらぼう菜の畝の形が整いました

あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。

のらぼう菜の畝にマルチを張る

これで、のらぼう菜の土作り(なばな、菜花の肥料施肥と畝立て)は完了です。

のらぼう菜の土作り完了です

動画版はこちら

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