キャベツ、玉レタス、茎ブロッコリーの栽培(土づくり)兼、土の消毒
自家栽培でのキャベツ、玉レタス、茎ブロッコリーの育て方。今回は栽培の初回なので、土づくりを行います。(土づくり=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)
キャベツ、玉レタス、茎ブロッコリーの肥料(元肥の施肥)
植え付け前に入れる肥料(元肥)は、牛糞と鶏糞と油かすです。量は、牛糞が2リットル、鶏糞が50cc、油かすが200ccです。(牛糞の2リットルは、容量1リットルのひしゃく2杯分。)
畝立て(畝の作り方)
キャベツ、玉レタス、茎ブロッコリーの肥料を施肥した後は、畝立てです。移植ゴテとならし板を使って、畝を作ります。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。
栽培後の土を、太陽熱消毒してリセット
通常なら、あとは黒マルチを張って、畝立て完了ですが、今回は土の消毒もしたいので、畝にジョウロ4杯分の水をまきます。
水をまいた後は、マルチを張りますが、いつもの黒マルチではなく、透明マルチを張ります。(水まきの時、畝が崩れていたら整え直しておきます。)透明マルチは太陽光を通すので、黒マルチよりも土の温度が上がります。
そして、畝にまいた大量の水。水は熱を伝える性質があるので、太陽光で高温になった熱が、土中のより深いところまで届くようになります。
つまり、透明マルチ+大量の水で、土の中が蒸し焼き状態になり、病害虫の元が死滅。土を消毒・リセットできるというわけです。この消毒方法は、消毒剤や殺菌剤などを一切使わず、自然の力で土壌消毒を行うので、安全です。
太陽熱消毒による土の消毒期間は、3週間~1ヶ月ほど。なので、秋冬野菜の苗の植え付け日から逆算して、この消毒作業を行うと良いです。
今回張った透明マルチは、苗を植え付ける1週間前くらいに、黒マルチに張り替えるようにします。
動画版はこちら
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