白ナスと甘唐辛子の育て方(植え付け)

白ナスと甘唐辛子の植え付け

土を作り、畝に肥料を入れてから約40日が経過。今回は、白ナスと甘唐辛子の苗を植え付けます。

白ナスと甘唐辛子の栽培区画

白ナスと甘唐辛子の栽培準備をしたのは、3月下旬。土作り&施肥、畝立てを行いました。

白ナス&甘唐辛子の苗は、ポットのままバケツに入れて水で満たし、土の中の空気を抜きます。(気泡が出なくなればOK。)

白ナスと甘唐辛子の苗
ポットの土に水を浸透させる
苗を水から出す

水から出した苗は、植え付けまでの間、日陰において落ち着かせます。

白ナスと甘唐辛子の苗を日陰におく

ここからは植え付け作業。まず、植え付け場所にマルチカッターで穴をあけます。マルチカッターをビニールごと押し込めば効率的に作業できますが、私はビニールをちまちまとハサミで切ってます。(カッターを押し込む時、マルチのビニールが変に引っ張られて、植え付け穴の位置がズレたり、畝の土がグシャっと潰れるのが嫌なので。)

穴あけにはマルチカッターを使う
マルチのビニールだけを切る
マルチカッターを土に押し込む
植え付け場所の穴あけ完了

あけた穴の深さや大きさを確認します。(苗の土の高さと、穴の深さが揃うようにする。)穴に、ポットのままの苗を入れてみると分かりやすいです。もし、穴が浅かったり、小さかったりする場合は、移植ゴテを使って調整します。

穴の深さと大きさを確認
穴の調整には移植ゴテを使う

穴の調整が済んだら、水を8分目まで入れます。苗は水が引いてから植えるので、それまで少し待ちます。

あけた穴に水を入れる
水が引くまでしばらく待つ

白ナス&甘唐辛子の苗は、折れたり、傷がついたりしないよう、やさしく扱います。まず、茎を指の間に挟み、ポットごと引っくり返します。

苗の茎を指の間に挟む
土をこぼさないように注意する

ポットの中の土が崩れないよう、そっと取り出し、穴に植え付けます。

ポットから苗を取り出す
白ナスと甘唐辛子の苗を植え付ける

穴と苗の間に隙間があるとうまく育たないので、よけておいた土を戻して、隙間を埋めます。(畝の土と、ポットの土が密着するように。)隙間が埋まったら、根元周辺の土を軽く押さえておきます。その際、苗が傷つかないよう注意します。

土を戻して隙間を埋める
畝の土とポットの土を密着させる

植え付けで余った土は、畝の下へ落としておきます。(マルチの上に土があると、雨で跳ね返った土が野菜に付き、それが元で病気になることがあるため。)

余った土は畝下へ落とす
マルチの上はきれいに保つ

植えたばかりの苗はまだ弱いので、横に仮の支柱を立てて支えます。支柱は、根を傷めないよう、穴の外に、斜めに差します。

長さ90cmの仮支柱
支柱を白ナスと甘唐辛子の横に立てる
支柱は斜めに差す

茎と支柱は麻紐で結びます。茎側は成長して太くなるので、ゆるめに結ぶようにします。

茎と支柱は麻紐で結ぶ

植え付け後の水やりは、あえてしません。白ナスと甘唐辛子の株を強く育てるためです。しばらくは萎れるかもしれませんが、3~4日経ってシャキッとすれば、それが活着したサインです。(活着=移植した苗が、植え替えた場所で根付き、成長すること。)

水やりはしない
白ナスと甘唐辛子が活着しますように

動画版はこちら

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