里芋の栽培:種芋の植え付け(さといもの植え付け方)- 家庭菜園の里芋の植え付け
無農薬栽培での里芋の育て方。前回は、里芋(さといも)の区画に元肥を施し、土作りをしました。それから約10日が経過。今回は、里芋の種芋を植え付けます。(里芋の栽培では、種や苗ではなく、種芋というものを植え付ける栽培方法が一般的です。)
里芋(サトイモ)の植え時(植え付け時期の適期)は、4月下旬~5月上旬頃です。里芋の栽培スケジュールとしては、植え付け後に本葉が5~6枚出たら追肥と土寄せをします。里芋の追肥と土寄せは、全部で2~3回行い、9月~10月頃が収穫時期になることが多いです。
今季栽培する里芋の種芋はセレベスです。里芋は、品種によって食べる場所が違っていて、セレベスの里芋は、親芋と子芋を食べます。この里芋は、ぬめりが少なめで、肉質がしっかりしているので、煮物向きです。
里芋の種芋の植え付け(サトイモの植え方):セレベスの植え付けの仕方
里芋(サトイモ)の種芋の植え方ですが、まず、植え付け位置に穴をあけます。植え付けの穴あけには、マルチカッターを使うと便利です。
里芋の植え幅(植え付け間隔・株間)は、40~50cmです。(里芋は草丈が伸びて、葉も広がるので、植え幅・株間は長めに設定します。)今季は里芋の栽培区画が60cm×60cmなので、植え付けは1株のみです。里芋の植え付けスペースに余裕がある場合は、株間を40cm以上とるようにして下さい。
里芋(サトイモ)の種芋の植え方は簡単です。あけた穴に種芋を入れて、土をかぶせるだけ。里芋の実は、植え付けた種芋よりも上にできるので、種芋の上に5~6cmくらい土がかぶるように植え付けます。(里芋の種芋を穴に入れてみて、浅いようなら、移植ゴテで穴の深さを調節しましょう。)
植え付けの時の里芋の向きは、芽が出る方を上にするのが普通ですが、今回は芽が出る方を下にする「逆さ植え」にします。里芋の逆さ植えは、芽が出にくいというデメリットがありますが、逆さにした分、強い芽が出てくるというメリットがあります。
あと、逆さ植えだと、普通植えよりも深い位置に植えることになるので、土寄せをする手間が少なくなります。(普通植えの場合は、芽が出やすいというメリットがありますが、逆さ植えよりも土寄せの手間がかかります。)
里芋を植え付けた後は、しっかり水やりをします。(里芋は乾燥を嫌う。)これで里芋の植え付けは完了です。逆さ植えなので、里芋の芽が土の上に出てくるまで時間がかかるかもしれません。
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