ブロッコリーと春キャベツの育て方:苗の定植と防虫ネット設置(春どりブロッコリーと味春キャベツの植え付け)
オーガニック栽培でのブロッコリーと春キャベツの育て方。今回は、ブロッコリー(春どりブロッコリー)と、春キャベツ(味春キャベツ)の苗の定植を行います。
ブロッコリーと春キャベツの植え付け間隔(株間)は30cmです。春キャベツは外葉が大きくなるので、栽培場所に余裕があるなら、40~50cmの株間でもよいと思います。
今シーズン栽培するブロッコリーの品種は、チャレンジャー。11月の植え付けで、3月収穫の春ブロッコリーです。春キャベツの味春は、みずみずしい食味が特徴のキャベツです。味春キャベツも、冬越し栽培をして、3月収穫の春どりキャベツです。
ブロッコリーと春キャベツの育て方。土作りの様子はこちら。
ブロッコリーと春キャベツの苗の定植の仕方(春どりブロッコリーと味春キャベツの植え付け)
ブロッコリーと春キャベツの定植方法ですが、まず定植場所に穴をあけます。穴あけには、マルチカッターを使用します。マルチカッターとは、苗の植え付けや、種まきをする時につかう穴あけ器です。
カッターをマルチシートに押し込み、苗を定植する穴をあけます。穴の中の土は横によけておいてください。
あけた穴の深さや大きさを確認します。(穴にポットのままの苗を入れてみて、確認するのもありです。)もし、穴が浅かったり、小さかったりする場合は、移植ゴテを使って調整します。
定植する穴を調整したら、水を8分目まで入れます。ブロッコリーと春キャベツの苗は、水が引いてから定植するので、それまで少し待ちます。
ブロッコリーと春キャベツの苗は、折れたり、傷がついたりしないよう、やさしく扱います。まず、茎を指の間に挟み、ポットごと引っくり返します。
ポットの中の土が崩れないよう、そっと取り出し、穴に植え付けます。
穴と苗の間に隙間があるとうまく育たないので、よけておいた土を戻して、隙間を埋めます。(畝の土と、ポットの土が密着するように。)隙間が埋まったら、根元周辺の土を軽く押さえておきます。その際、苗が傷つかないよう注意します。
定植する時に余った土は、畝の下へ落とします。(マルチシートの上に土があると、雨で跳ね返った土が野菜に付き、それが元で病気になることがあるため。)
苗の定植後は、水やりをしっかりしておきます。(ブロッコリーと春キャベツの株を畝に定着させるため。)
定植後は、防虫ネットで虫よけ(ブロッコリーと春キャベツのトンネル栽培)
ブロッコリーと春キャベツの定植をした後は、防虫ネットを張って、トンネル栽培にします。アブラナ科の野菜(ブロッコリーや春キャベツなど)は害虫がつきやすいので、植え付けと同時にトンネル栽培にしておくと安心です。
露地栽培だと、防虫ネットの隙間から虫が入ってくることもあるので、トンネルパッカーやUピンをしっかり取り付けておきます。防虫ネットの裾に土をかぶせておくと、ネット下からの侵入を防げます。
防虫ネットの詳しい張り方はこちら。
あとは、防虫ネットが余っている部分をまとめ、上を洗濯ばさみで止めます。これで、ブロッコリーと春キャベツの定植と、トンネル栽培用の防虫ネット設置は完了です。
動画版はこちら
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