バジルの種まきと枝豆のカメムシ対策
今回は、トマトと枝豆の様子を見にきました。
トマトは、カラス対策として寒冷紗をかぶせたんですが、外を覆っている分、やはり風通しが悪くなってしまうらしく、トマトにとってはあまり良くないかなと思い、撤去しました。(葉の変色や、成長の鈍化も見られたため。)
その代わりに、防鳥糸を張りました。これでカラスをシャットアウトできる…はず。
トマトは、根元の葉をとってしまったため、少しスペースができました。なので、そこにバジルの種をまきます。
なぜ、トマトのそばにバジルの種をまくのか?それは、バジルがトマトの「コンパニオンプランツ」だからです。
コンパニオンプランツとは、相性が良いと言われている野菜や植物の組み合わせのことです。(共存植物、共栄植物とも言われる。)
バジルは、トマトの近くに植えておくと、トマトの余分な水分を吸収してくれます。(トマトは南米原産で乾燥環境を好むので、熱帯アジア原産で水を好むバジルと相性が良い。)
また、ハーブ類で香りが強いので、虫除け効果も期待できます。(トマトに虫が寄り付かない。)
バジルの種まきですが、トマトの株元から20cmほど離れたところにまくようにします。(種まき場所のビニールを、マルチカッターで切る。)
種は、穴一つに4粒まきます。深さは約1cmです。(指先で土を凹ませ、そこにまく。)バジルの種は小さいので、二つ折りにした紙に乗せ、つまようじを使うとまきやすいです。
種をまいたら、軽く土をかぶせ、手で上から押さえます。
水やりは、土と一緒に種が流れてしまわないように注意します。(霧吹きなどでやさしく水やりするのがオススメ。)
枝豆は上から見ると分かりにくいですが、葉をかき分けると…。「さや」がだいぶ大きくなってます。
枝豆の育て方のポイントはこちら。
さやと豆が膨らんでくる時期に気をつけなければいけないのが、カメムシです。
カメムシは豆の栄養を吸って、さやをスカスカにしてしまうので、ストチュウで対策します。
ストチュウは、酢と砂糖と焼酎を混ぜたもので、有機・無農薬栽培でよく使う忌避剤です。殺虫剤や農薬ではないので、カメムシをやっつけることはできませんが、「カメムシに対する嫌がらせ」くらいにはなるかと思います。
枝豆のさやに「シュー」とスプレーしておくと、カメムシ対策になるそうです。
枝豆の種まきをしてみたい!という方はこちらをどうぞ。
動画版はこちら
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