いちごを畑で露地栽培(家庭菜園のいちごにまくらを設置)
自家栽培でのいちごの育て方。前回は、いちご(宝交早生いちご)を冬越しから復帰させるため、マルチ栽培を再開しました。それから約3週間が経過。今回からは、いちごの春の管理です。実がついた時のことを考えて、「いちごの枕」を作ります。
いちごは春になると、株の中心(クラウン)から茎が伸びてきて、その先端に実が付くようになります。家庭菜園でのいちご栽培だと、畑に地植えするか、プランター栽培になるかと思いますが、地植えのいちごは土に触れやすく、実が傷むリスクが高くなります。
プランター栽培のいちごは、伸びた茎をプランターの外に誘導することで、実の傷みを避けることができます。でも、露地栽培(地植え)のいちごは、土が近いので、「まくら」を作って対策します。
露地栽培のいちごをまくらで守る(地植えいちごの防汚対策)
露地栽培のいちごを守る「まくら」は、不織布を使って作ります。地植えでいちごを栽培している農家さんは、いちごの株元に藁(わら)を敷く場合がありますが、家庭菜園の場合は不織布の方が入手しやすいと思います。
いちごのまくらを設置する場所は、いちごの株の周りです。実がマルチに直接触れると、汚れがつきやすいので、不織布のまくらを敷いてそれを防ぎます。(不織布がクッション代わりになって、いちごの実を守る。)
まくらの作り方は簡単です。用意した不織布を棒状に丸めて、いちごの周りを囲うだけ。いちごのまくらの固定には、Uピンを使います。
いちごへの当たりをやわらかくするため、不織布はふわっと丸めるようにしましょう。クッション性を高めておくと、いちごも傷みにくくなると思います。不織布の長さが足りない場合は、追加で用意します。
このまくらは、露地栽培のいちごを保護するという役割の他に、虫除けの効果も期待できます。(いちごの株を囲っているので、害虫が寄りにくい。)
あと、いちごを囲った不織布に厚みがあるので、株を保温するという効果も期待できます。地植えのいちごの地温が保たれることで、生育も促進されると思います。以上で、いちごのまくら設置は完了です。
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