ナスの本支柱の立て方(2本仕立て)
オーガニック栽培での茄子(ナス)の育て方。今回は支柱の立て方です。ナスのところに立てている支柱(仮の支柱)を、太い支柱(本支柱)に交換します。
本支柱を立てる前にこちらもチェック。ナスやトマトなど、春夏野菜の植え付けの様子です。
茄子(ナス)の本支柱は、直径1.6cm、長さ150cmのものを2本使用します。(ナスは、畑に地植えすると、高さ160cm近くまで成長するので、支柱の長さはこれぐらい必要です。)
ナスの仕立て方は、「2本仕立て」というやり方で育てていきます。二本仕立てとは、中心の「主枝(主茎)」と、勢いのある「脇芽(側枝)」を1本だけ残す方法です。(ナスの仕立て方は、他にも、1本仕立てや3本仕立てなど、いろいろあります。)
この2本仕立てにするタイミングで、今ついている実(1番果)と、下の方の脇芽は取ってしまいます。
1番果をとるのは、ナス自体の株を成長させたいからです。1番果を残しておくと、実にばかり栄養がいってしまって、株が大きくなりません。株が充分に成長しないと、花が咲かない、実がならないということになってしまうので、1番果は早めにとってしまうというわけです。
脇芽と1番果をとったら、仮支柱を抜きます。これで本支柱を立てる準備完了です。
本支柱の1本目は、主枝に沿うように立てます。
支柱は止まるところまで手で押し込み、そこからさらに約10cm、ハンマーを使って打ち込みます。(打ち込み過ぎは抜けなくなるのでNG。)
2本目は脇芽(側枝)に沿うよう、なおかつ1本目にクロスさせるように立てます。
最後に、ナスの枝を支柱に誘引します。(誘引とは、麻紐などを使って、枝を支柱に固定すること。)これで、茄子(ナス)の2本仕立てと、支柱の立て方は完了です。
ナスや、トマト、ピーマンなど、春夏野菜に追肥をした時の様子はこちら。
春夏野菜の土作りから始めたい方は、以下の記事をどうぞ。
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