さつまいもの栽培:5月に定植したサツマイモが収穫時期です(さつまいもの収穫の仕方)
立体栽培でのサツマイモの育て方。前回は、さつまいも(甘藷・サツマイモ)を立体栽培するために支柱を設置しました。それから約4ヶ月が経過。5月中旬頃に植え付け(定植)をしたサツマイモは、そろそろ収穫時期(芋掘り時期)になってきたので、採りたいと思います。(家庭菜園でサツマイモ栽培をすれば、自分の畑で芋掘り体験ができます!)
収穫前に、さつまいもの栽培方法についておさらいします。(5月初旬に行った「さつまいもの土作り」から、6月中旬に行った「さつまいもの立体栽培」まで。)
さつまいもの栽培方法:おさらい(初心者でもできる!サツマイモの立体栽培・垂直栽培)
さつまいもの土作りと、苗の植え方(サツマイモの苗の植え付け時期は、5月頃が適期)
さつまいも(甘藷・サツマイモ)は、5月初旬頃に植え付け前の土作りを行いました。さつまいもの栽培では、堆肥や肥料は不要なので、栽培区画の耕起(土を耕すこと)のみ行います。(サツマイモは肥料が多いと、葉ばかり茂って、イモが十分に育たない。)
さつまいもはマルチ栽培で育てるので、土作り後に畝を立てて、マルチシートを張っておきます。
さつまいもの苗を植える時期は、5月上旬頃でした。(サツマイモの定植時期は、5月頃が適期。)さつまいも栽培では、植え付けに芋づるを使います。芋づる苗の植え方は、いくつかありますが、今年のサツマイモ栽培では斜め植えにしました。(斜め植えは、さつまいもの苗が根付きやすいので、初心者向きです。)
マルチ栽培だと、植え付け後のさつまいもの葉が焼けてしまうことがあるので、葉の下に土を敷いておくと安心です。(黒マルチは太陽の熱を受けて熱くなりやすい。)
さつまいもの立体栽培(支柱を立てて、さつまいものツルを誘引):サツマイモの垂直栽培・空中栽培
植え付け後のサツマイモの苗は順調に成長。さつまいもはツルを伸ばし、地面を這うように成長していきます。ツルを伸ばしっぱなしにする「放任栽培(放置栽培)」でも、サツマイモは育ちますが、家庭菜園だと、栽培スペースが限られているという場合も多いと思います。
そういう時は、さつまいものツルを上に伸ばす立体栽培(垂直栽培)がオススメです。立体栽培には支柱が必要なので、サツマイモの栽培区画に立てておきます。(サツマイモのツルは増えてくると重くなるので、支柱は頑丈に立てましょう。)
立体栽培の支柱を設置したら、後の栽培管理は簡単です。伸びたサツマイモのツルの誘引と、枯れた葉の摘み取りをやっておけば、勝手に育ってくれます。(さつまいものツルは、自力では支柱に絡むことができないので、麻紐などで誘引する必要あり。)
さつまいもは肥料もいりませんし、乾燥に強い野菜なので、水やりもあまり必要ありません。極端な話、ツルの誘引だけやっておけば、あとは放任栽培(放置栽培)でも育ちます。今年は猛暑で、土も乾燥しがちでしたが、サツマイモの水やりは天気任せでした。(あまりにも雨が降らないようなら、適宜水やりするのも良いかと思います。)
さつまいもの収穫(苗から育ててきたサツマイモが収穫時期です)
5月に植え付けたサツマイモを収穫する時がきました。さつまいもの収穫時期の目安は、茎や葉が枯れ始めてきた頃です。
植え付け時期からだと、約4ヶ月。苗を定植してから約120~130日で収穫時期になります。確実なのは、試し掘りをしてみること。さつまいもの根元を掘ってみて、十分な大きさになっていたら収穫時期です。
さつまいもの収穫方法(芋掘りのやり方)は、まず、収穫しやすいように芋のツルを切ってしまいます。それからシャベルなどで掘り起こして収穫します。芋を掘る時は、地中のサツマイモを傷つけないように気をつけましょう。
さつまいも栽培は、土作り、芋づるの植え付け、立体栽培の支柱設置、この3点を行うことで比較的簡単に、手間なく育てることができました。何より、自分で育てたサツマイモで芋掘りができる、という点が良かったです。
さつまいもは、掘りたてよりも、時間をおいた方が甘くなるので、芋掘り後は2~4週間ほど保管することをオススメします。(さつまいもの保管方法:一つずつ新聞紙に包み、直射日光の当たらない、風通しの良い場所に保管する。)
植え付けたサツマイモは、もう1株分残っているので、様子を見ながら、「芋掘り時期」になったら収穫したいと思います。
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