ブロッコリーの育て方:収穫(11月に定植した春どりブロッコリーが収穫時期です)
自家栽培でのブロッコリーの育て方。10月下旬から育て始めたブロッコリー(チャレンジャー)が収穫時期になりました。今季のブロッコリーは、晩秋(11月頃)に苗を定植して、トンネル栽培しながら越冬。3月上旬が収穫時期になりました。冬越し栽培をして、春に収穫する「春どりブロッコリー」です。
有機栽培でのブロッコリーの育て方まとめ(春どりブロッコリーの苗からの育て方)
ブロッコリー(春どりブロッコリー)は、昨年の10月下旬頃に土作りをしました。夏の高温と乾燥で土が固くなっていて、このままだとブロッコリーの栽培は少し難しいかな…と思ったので、土をほぐしました。ブロッコリーの栽培には、牛糞堆肥や鶏糞、油かすなどを肥料として使います。(有機栽培のブロッコリーなので、肥料も有機肥料を使用。)
土に肥料を混ぜ込んだ後は、畝を整えて、ブロッコリーの栽培区画を作ります。区画には黒のマルチシートを張って、マルチ栽培で育てます。マルチ栽培だと、肥料の流亡が防げるとか、土の団粒構造を維持できるというメリットがあります。
ブロッコリーの苗の定植時期は、11月初旬でした。定植する際に気をつけるポイントは、苗を丁寧に扱うこと。ブロッコリーの若い苗は、茎が細く、葉もやわらかいので、折らないようにしましょう。
ブロッコリーはアブラナ科で、虫の食害を受けやすい野菜です。(ヨトウムシやアブラムシは、アブラナ科の野菜を好む。)ブロッコリーを定植するのは11月なので、虫は減ってきますが、虫よけ対策しておくに越したことはないです。区画に防虫ネットを張って、トンネル栽培で育てましょう。
12月中旬には、ブロッコリーの冬の栽培管理(越冬の準備、畝の保温)を行いました。ブロッコリーの保温栽培の目安は、最高気温が一桁台になった頃。
寒さ対策として、ブロッコリーの区画に不織布をかぶせます。防虫ネットの上に不織布をかけると、保温ができるので、冬でもブロッコリーが少しずつ成長してくれます。
その後、1月中旬にはブロッコリーの追肥を行いました。1月は、冬で寒さが厳しいですが、追肥をして肥料を補います。
春どりブロッコリーのように、冬越しさせる野菜で、なおかつ追肥が必要なものは、1月中に肥料を補うことが多いです。(冬は、肥料の効果が表れるまで1ヶ月程度かかるため。)
春どりブロッコリーの収穫(トンネル栽培してきたブロッコリーが収穫時期です)
ブロッコリーの花蕾の大きさを測ったら、直径約14cmでした。2週間前ぐらいに測った時は約7cmだったので、+7cmほど成長してます。
ブロッコリーは、花蕾の下の部分をカットして収穫します。
メインの頂花蕾の収穫はこれで終了ですが、下の方を見ると、側花蕾(脇芽)が出てきています。これも収穫できますが、今回取ってしまうのはちょっともったいない。どうせなら、もう少し育てて、大きくしてから収穫したいと思います。
春どりブロッコリー栽培の追加情報(ブロッコリーの育て方についての関連情報)
春どりブロッコリーの栽培にマルチは必要ですか?
マルチは、ブロッコリー栽培に必須とまでは言えませんが、あった方がいいと思います。マルチがあると、地温を確保できますし、肥料や土が流されてしまうことも防げます。雑草が生えにくくなるというのもマルチの利点の一つです。一般的な黒マルチであれば、ホームセンターや園芸店で買うことができます。
ブロッコリーに摘心は必要ですか?
ブロッコリーは、摘心(摘芯)してはいけません。ブロッコリーは頂花蕾を大きくして収穫する野菜なので、収穫前に摘心してしまうと、そこで栽培が終わってしまいます。摘心が必要な「茎ブロッコリー」と混植していると、間違えやすいので気をつけましょう。
ブロッコリーが開花してしまったら?
ブロッコリーは、少しくらい開花しても普通に食べられます。ただし、開花したものは食べ頃の時期が過ぎているので、味はすこし落ちているかもしれません。ブロッコリーは蕾のまま収穫する野菜です。開花が進むと、食感が固くなって、苦味も出てくるので、適期で収穫するようにしましょう。
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