聖護院大根の育て方(だいこんが収穫時期になりました)&アブラムシとの戦い
無農薬栽培での聖護院大根の育て方。トンネル栽培中の聖護院大根(丸だいこん)は、追肥から約45日が経過。そろそろ収穫時期かと思うので、引き抜きたいと思います。
聖護院大根(丸大根)の収穫は株ごとです。葉っぱの根元をしっかり持って収穫しましょう。スコップを使って、聖護院大根の周りの土を崩しておくと、抜きやすくなると思います。
収穫した聖護院大根は、直径約12cmのきれいな球形でした。聖護院大根は「丸大根」なので、形がかわいいですね。
残りは、聖護院大根と青首大根が1本ずつ。冬は大根の成長がゆっくりなので、収穫せず、畑にしばらくおいておけるのがいいですね。その方が、だいこんの鮮度も保てます。
聖護院大根と青首大根の育て方まとめ:2020年版
種から育てる聖護院大根と青首大根。土づくりの時期から、収穫時期までの栽培記録をまとめました。
聖護院大根と青首大根の土づくりは、9月15日に開始。秋から冬にかけて栽培する「秋大根」は、気温が高いうちに大きくしたいので、土づくりも早めに行います。
種まき時期は、9月20日でした。聖護院大根と青首大根は害虫がつきやすいので、トンネル栽培で防虫ネットを張り、虫よけ対策をします。
聖護院大根と青首大根の間引き時期は、9月27日から10月13日まで、3回に分けて行いました。間引きの仕方は、ハサミを使って、株元をカットします。
だいこんの追肥時期は、10月27日でした。2020年は、初めての大根栽培だったので、追肥をしました。
聖護院大根よりも先に、青首大根を11月29日に収穫しました。青首大根は、種まき時期から収穫時期まで約2ヶ月でした。
聖護院大根やナバナなどにつく、しつこいアブラムシ
聖護院大根の収穫後に畑を見回ると、アブラムシがかなり目に付きます。大根に関しては、あとはもう収穫するだけの段階まで成長しているので、そんなに心配はしていません。しかし、イチゴやナバナ、春キャベツなどは収穫時期がまだ先なので、ちょっと心配。(アブラムシは病気を媒介する害虫でもあるので。)
畑には、アブラムシ対策として「油せっけん水」が用意されてるんですが、効果のほどは正直、微妙…。油せっけん水は、無農薬栽培で使う「自然農薬」というもので、水に食用油と食器用洗剤(無香料・無着色のものが望ましい)を混ぜたものです。かけ過ぎると野菜が傷むので、使うのは週に1回程度。
週1回の油石けん水だけだと、効果がイマイチな気がするので、「クラフトテープ」も併用してます。(葉にペタッと貼って直接駆除する。)
テープをペタペタ貼りながら、駆除できたのはこれだけ。テープだと、アブラムシを直接駆除できるからいいのですが、しゃがんだ姿勢が続くので長時間は厳しい…。
とってもとっても減らないアブラムシ。この戦いはまだしばらく続きそうです…。
聖護院大根栽培の追加情報(聖護院大根の育て方についての関連情報)
聖護院大根が大きくならないのは、なぜ?(大根の根が太らない原因)
聖護院大根が大きくならない場合、主に3つの原因が考えられます。1つめは、種まき時期が遅い。2つめは、聖護院大根の株間が狭い。3つめは、間引き時期が遅れた。
聖護院大根を大きく育てるコツ
その1:適期に種まきをする
聖護院大根の種まき時期は、9月上旬から中旬頃に行うのが最適です。10月頃の涼しい気候だと、聖護院大根の成長が鈍くなり、根が十分に太りません。種まき時期が早すぎるのもダメです。暑すぎて発芽しなかったり、生育不良になったりします。
その2:聖護院大根の株間は適切な間隔を保つ
聖護院大根の株間は、約30cmです。これより狭い株間で育てると、隣の株が邪魔になってしまって、大きくなることができません。聖護院大根は、密集した状態で育てると、株が小さくなってしまうので、適切な株間で育てるようにしましょう。
その3:適切な時期に間引く
株間の話とも重なりますが、聖護院大根は密集した状態だと、なかなか大きくなってくれません。間引きが遅れると、聖護院大根の株同士が干渉しあって、十分に生育できません。
聖護院大根の間引き1回目は、子葉が出た頃。2回目は、本葉3~4枚の頃。3回目は本葉5~6枚の頃。聖護院大根の成長過程に合わせながら、適切な時期に間引くことが大切です。聖護院大根を大きく育てたいなら、間引きする時期にも気をつけましょう。
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