青首大根の育て方(9月が種まき時期だったダイコンを収穫します)
畑作栽培でのダイコン(青首大根)の育て方。9月初旬に種まきをした大根(青首ダイコン)が、採り頃になったので、収穫したいと思います。
今シーズン栽培した青首大根のように、8~9月頃が種まき時期で、10~12月頃に収穫する大根(ダイコン)を、秋大根といいます。収穫時期が冬なので、冬大根とか秋冬大根ともいいいます。(ちなみに、春大根は、3~4月頃が種まき時期で、5~6月頃が収穫時期のダイコンです。)
大根の露地栽培まとめ(種から育てる青首ダイコン)
大根(青首ダイコン)は、8月上旬に土づくりをしました。栽培に使う肥料は、完熟の牛糞堆肥と油かすです。大根の土作りで気をつけることは、肥料と土をよく混ぜることと、土をよく耕すこと。(ダイコンは、肥料に偏りがあったり、土が固かったりすると、二股、三股に分かれることがあります。)
大根の種まき時期は、9月初旬でした。秋大根の種まき時期は、8月終盤から9月上旬頃が適期です。種の蒔き方は点まきです。ダイコンは、蒔き時を逃して種まきが遅れると、根が太らないことがあります。秋大根は、冬になる前に大きくしておくことが大事なので、9月下旬までには種まきしましょう。
種まき後は、水やりをして、防虫ネットを設置します。アブラナ科の大根(ダイコン)は、虫に食害されやすい野菜なので、トンネル栽培するのがおすすめです。防虫トンネルにすると、リスクは減らせますが、自分の目で確認することも大事です。(アブラムシやヨトウムシなどは、トンネルに隙間があると、そこから侵入してきます。)
大根の間引き時期は、発芽直後の9月中旬から始まります。間引きの回数は3回。ダイコンの間引きの仕方は、根元をハサミでカット。根ごと引き抜くと、残った大根の根を傷つけることがあるので、ハサミの使用が無難です。
間引きするペースは、大根の成長具合にもよりますが、約1週間おきに1本ずつ間引いていくとちょうどいいと思います。間引いた大根は、間引き菜として食べられます。間引き菜の食べ方は、量が多ければ炒め物に、少なければお味噌汁の具にするのがおすすめです。
追肥は、去年はしたんですが、今年はせずに育てました。土作りの時に入れた元肥がうまく作用してくれたのと、好天続きなのが良かったんだと思います。
直接関係あるかどうかわかりませんが、追肥しなかった今年の方が、アブラムシの発生が抑えられています。(追肥した去年は、アブラムシ大発生で、結構悩まされました。)
大根の収穫(秋まきの青首ダイコンを収穫します)
大根の収穫時期は、9月初旬頃に種まきした秋大根だと、11月上旬頃から始まります。(種まきの時期が遅れると、収穫時期も後ろにズレていきます。)
収穫の目安は、青首大根の直径が8~10cmになった頃です。収穫方法は、株ごとです。ダイコンの根元をしっかり持ち、そのまま引き抜きます。
大根は、収穫に適した太さになったら、遅れずに採るのが基本ですが、冬の寒さにあてて甘くしてから収穫するという方法もあります。
寒さにあたると大根は甘くなりますが、気をつけるポイントもあります。ダイコンは、土の中に長く置いておくと、「す」が入る(中身がスカスカになる)ことがあります。収穫時期があまり遅くなると、実が割れることもあるので注意しましょう。
収穫した青首大根の長さは、約25cmでした。葉付きで収穫できるのは、家庭菜園ならでは。大根本体+葉っぱも食べられるので、かなりお得です。大根の葉は、刻んでお味噌汁の具にしたり、ゴマ油を使った炒め物にしたりすると美味しいですよ。
今回1本収穫したので、残りの青首大根は3本。一度には収穫できないので、様子を見ながら、1本ずつ収穫していきたいと思います。
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