茎ブロッコリーの育て方(収穫)

今回は、茎ブロッコリー(スティックセニョール)を収穫したいと思います。

茎ブロッコリーの収穫

茎ブロッコリーは、9月の中旬に苗を植え付けて、1回目の追肥が10月初旬。

茎ブロッコリーの植え付け(9月中旬)
1回目の追肥(10月初旬)

茎ブロッコリーの植え付けの様子はこちら。植え付け後は、害虫の侵入を防ぐ防虫ネットを設置しました。

茎ブロッコリーもキャベツも、ある程度育ってきたら、追肥で栄養を補給します。

その後、頂花蕾の摘み取り(摘蕾)をして、2回目の追肥をしたのが10月下旬。

頂花蕾の摘み取り(10月下旬)
茎ブロッコリーの追肥(2回目)
鶏糞を追肥

摘蕾の様子はこちら。茎ブロッコリーは真ん中の頂花蕾を摘み、脇芽の発生を促すようにします。

3回目の追肥は、11月半ば。ここまではわりと順調に成長してくれています。

茎ブロッコリーの追肥(3回目)
1ヶ所あたり鶏糞20ccを追肥
順調に成長してます

収穫を長期間続けるためには、定期的な追肥で栄養を補う必要があります。

収穫は、脇芽の先にできた側花蕾を、茎ごと折り取ります。(硬ければハサミを使って切り取ります。)収穫の目安は、側花蕾の直径が2~3cmになったとき。茎も一緒につけて、15cm~20cmくらいの長さでとります。

側花蕾に茎をつけて収穫する

今回収穫した茎ブロッコリーは、側花蕾と茎込みで18cmくらいの長さでした。採りごろのがあと2つほどあったので、それも一緒に収穫しました。

今回収穫した、18cmの茎ブロッコリー
もう2本、追加で収穫

この日の収穫は、茎ブロッコリー3本。しばらくすれば、また側花蕾がつくので、それを収穫します。今後は、約2週間おきに追肥をして、伸びてきた側花蕾を収穫、という感じで栽培を続けていきたいと思います。

今回の収穫は3本
次の収穫が楽しみです

茎ブロッコリー栽培の追加情報(スティックセニョールの育て方についての関連情報)

茎ブロッコリーの栽培に支柱は必要ですか?

茎ブロッコリー(スティックセニョール)の支柱は、植え付け後間もない頃は必要になるかもしれません。茎ブロッコリーの若い株は茎が細く、強い風が吹くと折れる場合があるので、支柱で支えておくと安心です。支柱の長さは90cmもあれば十分だと思います。支柱と茎ブロッコリーの茎は、麻紐で結んで固定します。

茎ブロッコリーはいつまで収穫できますか?(スティックセニョールの収穫期間)

茎ブロッコリーの収穫時期は、頂花蕾を収穫する10月下旬頃から始まって、2月下旬頃まで続きます。収穫が始まったばかりの頃は、大きめの花蕾が取れますが、12月~1月頃になると茎ブロッコリーの生育が鈍くなり、収穫量も減ります。茎ブロッコリーはうまく育てれば、3月頃まで収穫できますが、暖かくなると開花しやすくなるので注意します。

茎ブロッコリーは花が咲いたらどうなりますか?

茎ブロッコリーは開花すると苦味が出てきますが、花が咲いたばかりの頃であれば、それほど食味には影響ないと思います。花の数が増えてくると、苦味が増して、茎も固くなってくるので、なるべく早く収穫するようにしましょう。

動画版はこちら

茎ブロッコリーの育て方(収穫)- YouTube