落花生(ピーナッツ)の育て方:土づくり(落花生は、初心者でも栽培しやすいマメ科野菜です)
初心者でもできる、美味しい落花生の育て方。前回は、野菜の苗を植え付けました。それから約1週間が経過。今回は、落花生(ピーナッツ)の土づくりを行います。今回栽培する落花生の品種は、中手豊(ナカテユタカ)です。
落花生(ピーナッツ)は、栽培期間が長めの野菜で、種まき時期から収穫時期まで5ヶ月近くかかります。落花生の具体的な種まき時期は、5月中旬から6月上旬頃。収穫時期は、10月中旬から下旬頃になります。
栽培期間は長いですが、落花生(ピーナッツ)の栽培方法や管理自体はわりと簡単なので、初心者の方でも育てやすいと思います。では、美味しい落花生の育て方、始めましょう。
落花生(ピーナッツ)の土づくり:栽培する落花生の品種「ナカテユタカ」
落花生(ピーナッツ)を栽培する場所は、一番右にある畝Cです。ここで落花生の土づくりをします。
マルチを半分だけ剥がし、苦土石灰を50ccまいて耕します。苦土石灰を入れるのは、土の酸度調整のためです。(酸性に傾いた土壌を、アルカリ性の苦土石灰で中和する。)
落花生(ピーナッツ)の栽培では、肥料は使いません。ピーナッツは、ナッツという名が入ってますが、枝豆やスナップエンドウと同じマメ科の野菜です。豆の仲間は、肥料が多いと葉ばかり茂って、収穫時期の実付きが悪くなります。
なので、落花生栽培では肥料を使わず、土だけ耕すようにします。
落花生の区画を耕している途中、目立つ根っこなど出てきたら、取り除いておきます。
土を耕し終わったら、ならし板で畝の形を整えます。これで、落花生(ピーナッツ)の栽培準備は完了です。
落花生栽培の追加情報(ピーナッツの育て方についての関連情報)
落花生の種まき時期はいつですか?
落花生(ピーナッツ)の種まき時期は、5月中旬から6月上旬頃が適期です。落花生は、南米地域が原産で、比較的温暖な気候を好む作物です。寒くて地温が低いと、発芽しないことがあるので、種まきは暖かくなってから行うようにしましょう。(落花生の発芽適温は約20℃、生育適温は15~25℃の範囲です。)
落花生の種のまき方を教えてください。(ピーナッツの種まき方法)
落花生の種の蒔き方は、点まきにします。落花生をマルチ栽培する場合は、マルチカッターでビニールマルチを切り、そこに種をまきます。一ヶ所あたり、種を2粒まきましょう。
落花生を種まきする際、種の向きはありますか?
種の向きは、特にありませんが、種は寝かせた状態の方が安定するので、寝かせた状態で土の上に置き、土の中に押し込むのがいいと思います。(落花生の種をまく深さは約2cmです。)
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