ナスと甘唐辛子の育て方:定植から約1ヶ月後の追肥(白ナスと甘唐辛子の露地栽培)
マルチング栽培でのナスと甘唐辛子の育て方。前回、ナス(白ナス)と甘唐辛子は、支柱を立て替えました。ナスも甘唐辛子も、植え付け時期から約1ヶ月が経過。そろそろ、元肥で入れた肥料(鶏糞や油かす)の効き目が切れる頃なので、追肥をします。
ナスや甘唐辛子に限らず、苗から栽培する野菜の追肥時期は、たいていの場合、植え付け時期から約1ヶ月後になることが多いです。今回はその追肥方法を解説します。
白ナスと甘唐辛子を植え付けたのは、4月終盤でした。
ナス(白ナス)と甘唐辛子の追肥方法(植え付け時期から1ヶ月、最初の追肥)
ナス(白ナス)と甘唐辛子の追肥の仕方ですが、追肥する場所は株元から約20cm離します。株元に近いところに追肥すると、ナスと甘唐辛子の根が傷んでしまいます。(ある程度の距離をとって追肥することで、肥料焼けを防ぐ。)
追肥箇所は、ナスと甘唐辛子でそれぞれ2ヶ所ずつ。計4ヶ所に追肥することになります。
追肥におすすめの肥料は鶏糞です。鶏糞は、窒素やリン酸などの栄養をバランスよく含んでいるので、元肥としてはもちろん、追肥の肥料としてもおすすめです。
私は、ナスも、甘唐辛子も、有機栽培しているので、追肥の肥料も鶏糞を使っています。(鶏糞のような有機肥料は、土の微生物に分解されて効く、緩効性の肥料です。)
追肥量は、1ヶ所あたり鶏糞を20cc入れます。追肥の仕方は、穴を掘るやり方です。追肥場所のマルチをめくって、移植ゴテで10cmくらい穴を掘り、そこに鶏糞を追肥します。
追肥後は、鶏糞に水をかけておきます。肥料の鶏糞を湿らせるのは、その方が微生物が分解しやすいからです。
追肥した鶏糞には、土をかぶせておきます。肥料には、しっかりフタをしていないと、臭いにつられて害虫が寄ってきます。ナスと甘唐辛子に追肥をして、アブラムシなどが寄ってきたら、元も子もないので、追肥後は土をかぶせるようにしましょう。
あとは、追肥した箇所のマルチを戻しておきます。これで、ナス(白ナス)と甘唐辛子の追肥は完了です。
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