イチゴ(宝交早生)の育て方(追肥)
今回は、イチゴ(地植え・露地栽培)のお世話です。追肥で肥料を補いたいと思います。
イチゴは、11月中旬に休眠準備をして、ただいま休眠中です。
休眠中のイチゴですが、休眠してても追肥はします。なぜかというと、冬は肥料の効果があらわれるまで時間がかかるからです。特に、真冬の一番寒い時期(厳寒期)は、肥料が効くまで1ヶ月ほどかかるので、早めに追肥しておく必要があります。
イチゴは、株と株の間、4ヶ所に追肥をします。
追肥する量は、1ヶ所あたり鶏糞10cc。土を掘って、深さ10cmくらいの溝を作り、そこにまきます。
追肥後は、肥料に水をかけ、土をかぶせておきます。これでイチゴの追肥作業は完了です。
露地栽培のいちごの追加情報(イチゴの育て方についての関連情報)
露地栽培のいちごの植え付け時期はいつですか?(いちごの定植時期について)
露地栽培のいちごの植え付け時期は、10月上旬頃が適期です。いちごの植え付けで気をつける点は、クラウンを埋めないようにすること。クラウンはイチゴの生長点なので、ここを埋めてしまうと生育不良の原因になります。いちごは深く植え過ぎないよう、注意しましょう。
いちごを定植する時、植える向きや間隔はありますか?
いちごの苗を植える時には、ランナーというツルのような部分を、畝の内側に向けて植えます。いちごの実は、ランナーの反対側に多く付くという性質があります。実が付く側を外に向けることで、いちごの世話や収穫がしやすくなるというメリットがあります。
いちごの苗には、無菌で培養したメリクロン苗(ウイルスフリーの苗)というのがあります。培養で育てた苗なので、メリクロン苗にはランナーがついていません。家庭菜園の苗で、メリクロン苗を使うことはあまり無いと思いますが、この苗はランナーがついてないので、どの向きに植えてもOKです。
いちごの植え付け間隔(株間)は、30cmくらい必要です。植え付け間隔が狭いと、伸びた茎や葉が混み合い、病害虫にかかりやすくなります。露地栽培のいちごは、適切な株間で植え付けるようにしましょう。
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