玉ねぎの栽培:有機肥料を追肥(極早生玉ねぎの追肥)
無農薬栽培での玉ねぎの育て方。前回は、玉ねぎ(極早生タマネギ)の苗の植え付け時期でした。それから約45日が経過。今回は玉ねぎに追肥をします。(追肥をして、玉ねぎの根張りや生育を促進させる。)
玉ねぎ(極早生玉ねぎ)の追肥のタイミングは、通常、2回あります。1回目の追肥タイミングは12月頃で、2回目は2月頃です。2月頃の追肥は「止め肥」といって、玉ねぎ栽培での最後の追肥になります。(止め肥をしたら、タマネギに肥料を与えない。止め肥以降に追肥すると、玉ねぎの味や保存性が落ちる。)
極早生玉ねぎの場合は、追肥回数は2回ですが、中生(なかて)や晩生(おくて)など、6月頃に収穫する玉ねぎは3月頃に3回目の追肥を行います。(中生タマネギや晩生タマネギは、3月の3回目の追肥が止め肥になる。)
玉ねぎの追肥のやり方(極早生玉ねぎの追肥方法)
玉ねぎの追肥のやり方ですが、追肥位置は玉ねぎの株元なので、まず、株元の土を少し崩します。(マルチ栽培の玉ねぎは、マルチの上からだと追肥しにくいので、穴の周りの土をほぐして追肥する。)
追肥の肥料は、鶏糞です。鶏糞は、玉ねぎ栽培に必要な栄養をバランスよく含んでいます。追肥の肥料としておすすめです。
追肥量は、玉ねぎ1株あたり、鶏糞ひとつまみです。つまんだ鶏糞を、玉ねぎの根元にパラパラとまきます。
追肥した肥料には水をかけて、土をかぶせておきます。肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は、濡れて湿っていた方が分解しやすい。)
最後に、玉ねぎの株元に「もみ殻」をまいておきます。もみがらをまくのは、玉ねぎの株元の土の保温や、乾燥防止のためです。もみがらで土を覆っておくと、雑草が生えにくくなるという効果もあります。以上で、玉ねぎ(極早生玉ねぎ)の追肥は完了です。
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