のらぼう菜の育て方:肥料の追肥(菜花・なばなに鶏糞を追肥します)
地植え栽培での菜花(のらぼう菜)の育て方。前回は、のらぼう菜の苗の植え付けを行いました。その植え付けから約1ヶ月が経過。今回は、のらぼう菜に追肥をします。
のらぼう菜(なばな)のように、苗から育てる野菜は、植え付けから1ヶ月くらい経つと、元肥(もとごえ)の効果が薄くなってくるので、追肥で肥料を補います。
追肥の肥料はどこに入れる?(肥料は根先に。)
追肥の肥料はどこに入れたらいいのか?を見るため、のらぼう菜(菜花)の区画のマルチシートをめくってみましょう。
のらぼう菜が植わっている土の表面をよ~く見ると、白い糸のようなものが見えます。これがのらぼう菜の根です。植え付けから1ヶ月くらい経つと、結構広範囲に伸びてきてます。
追肥は、根の先端に近いところに施すと良いので、のらぼう菜の畝のすぐ下、通路付近に2ヶ所、入れることにします。(肥料は、根に直接触れるところよりも、その先、これから根が伸びていく部分の土に入れると効果が高い。)
のらぼう菜の追肥の仕方(なばなの追肥方法)
のらぼう菜の追肥に使うのは、有機肥料の鶏糞です。追肥量は1ヶ所あたり鶏糞20cc。鶏糞の量は、計量カップなどではかりましょう。
追肥の仕方は、マルチシートをめくったところ(通路の下あたり)に深さ約10cmの穴を掘り、そこに鶏糞を入れます。(穴を掘る際は、移植ゴテを使って下さい。)
のらぼう菜の追肥は2ヶ所なので、2ヶ所それぞれに鶏糞を入れて下さい。追肥の注意点は、肥料を入れ過ぎないこと。肥料を入れ過ぎると、のらぼう菜に苦味が出たり、害虫が寄ってきたりします。生育不良になったりもするので、適切な量を守るようにしてください。
追肥後は、鶏糞に水をかけて、土をかぶせます。肥料に水をかけるのは、土の中にいる微生物のためです。(微生物にとっては、肥料が湿っている方が分解しやすい。)
肥料に土をかぶせるのも忘れずに。鶏糞が土の上に露出していると、臭いにつられて虫が寄ってきてしまいます。のらぼう菜に追肥をしたのに、害虫がついたら意味がないです。追肥したら、必ず土をかぶせておきましょう。
最後は、トンネル栽培用の防虫ネットを戻します。これで、のらぼう菜(ナバナ、菜花)の追肥は完了です。
のらぼう菜(ナバナ)の育て方。土作りの記事はこちらをどうぞ。
動画版はこちら
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