じゃがいもの有機栽培(馬鈴薯・ジャガイモの追肥)- 春じゃがいもの追肥時期は?
オーガニック栽培でのじゃがいもの育て方。前回は、じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)の芽かきと土寄せをしました。それから約2週間が経過。今回は、じゃがいもの追肥をします。

じゃがいもの追肥時期のタイミング・目安は、芽かきをした頃です。この時期は、じゃがいもの根の生育が盛んになり始める頃なので、追肥をして栄養を補います。

じゃがいもに肥料を追肥する(馬鈴薯・ジャガイモの追肥のやり方)
じゃがいもの追肥のやり方ですが、株元から約20cm離れたところに2ヶ所入れます。追肥の肥料がジャガイモの根に直接かかると、根が肥料焼けしてしまうので、20cm程度は離すようにします。

マルチ栽培のジャガイモの場合は、追肥箇所はマルチシートの下になります。そのままだと肥料を入れられないので、追肥しやすいよう、マルチシートを切っておきましょう。

追肥量は、1ヶ所あたり鶏糞5ccです。鶏糞は、じゃがいも(馬鈴薯・ジャガイモ)栽培に必要な栄養をバランスよく含んでいます。追肥の肥料としておすすめです。

追肥のやり方は、切れ目に移植ゴテを約10cm挿し込んで隙間を広げ、そこに鶏糞を入れます。


追肥の肥料は、入れ過ぎないようにしましょう。追肥量が多すぎると、害虫の被害を受けやすくなったり、生育不良を起こしたりします。葉ばかり茂って、じゃがいもの「いも」が大きくならないとか、収穫したイモの食味が落ちたりすることもあるので、注意しましょう。

追肥後は、肥料に水をかけ、土をかぶせておきます。これを全てのジャガイモの株に行います。これで追肥は完了です。


追肥した肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は濡れていた方が分解しやすい。)あと、追肥の肥料は、必ず土の中に埋めるようにしましょう。肥料が地表に出ていたり、マルチの上に残っていたりすると、肥料の匂いに誘われて、害虫が寄ってきます。

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