ケールの栽培:土作り(植え付け前のカーリーケールの土作り)- 家庭菜園でのケール栽培
露地栽培でのケールの育て方。ケールは、アブラナ科の野菜でキャベツやブロッコリーの仲間です。日本でケールといえば、青汁の原料としても有名ですね。ケールの栽培は、種まきから行うこともできますが、苗から育てる方が簡単で、初心者向けなのでおすすめです。
ケールは、植え付けの適期が9月上旬頃なので、その2~3週間前、8月中旬頃までに土作りをしておくと、ケール栽培に適した土になります。(2~3週間の間に、土と肥料が馴染むので、植え付け後の成長も安定しやすい。)
ケールの栽培スケジュールは、まず植え付けが9月中旬頃で、その約1ヶ月後に最初の追肥時期が来ます。(以降は、約1ヶ月間隔で追肥。)ケールの収穫時期は、11月後半か12月くらいに始まります。ケールは順調に育てば、3月くらいまで収穫時期が続きます。
ケールは、冷涼な気候を好む野菜なので、秋冬の栽培が適しています。(生育適温が15~20℃なので、環境が整えば、ケールの春夏栽培も可。)
今回は栽培の初回なので、ケールの土づくりを行います。(土作り=肥料を入れる「施肥」と、畝を作る「畝立て」のことです。)栽培区画は、約60cm×60cmの大きさです。
ケールの植え付けの土作り:ケール栽培に適した土を作る
ケールの栽培に使う堆肥&肥料は、堆肥が発酵牛糞堆肥1リットル(容量1リットルのひしゃく1杯分)、肥料は鶏糞が50cc、油粕が100ccです。
ケールの栽培方法は有機栽培です。なので、堆肥と肥料も、有機堆肥、有機肥料を使います。用意した牛糞堆肥、鶏糞、油粕は、バケツに入れて混ぜた後、区画にまき、土と混ぜます。
ケールの畝の作り方(土作り後はケールの畝を立てる):ケールのマルチ栽培
肥料を入れて土作りした後は、ケールの畝を立てます。畝立てには、移植ゴテとならし板を使います。畝の縁の部分を移植ゴテで押さえ、少し固めるようにすると、崩れにくい畝になります。
畝の上の面は、平らにならしておきます。畝の表面が凸凹していると、凹んだところに水がたまって、それが元で病気になることがあります。(たまった水に茎や葉が触れていると、傷みやすい。)
凹凸があると、苗の植え付けや種まきがしにくいということもあるので、なるべく平らにしておきます。
あとは、表面に黒のマルチシートをかぶせ、コーナーの部分をマルチ留めで固定します。畝の周囲は、マルチシートがめくれてしまわないよう、土を寄せておきます。
これで、ケールの植え付け前の土作り(肥料施肥と畝立て)は完了です。
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