バジルの栽培:スイートバジルの種まき(バジルの最適な種まき時期は5月頃)- バジルを種から育ててみよう
無農薬栽培でのバジルの育て方。前回は、バジル(スィートバジル)の区画に肥料を入れ、土作りをしました。今回は、バジルの種まきです。バジルの種まきは、畑に直接種をまく「直播き(じかまき、じきまき)」で行います。
バジルは、生育適温20~25℃で、温暖な気候を好む野菜です。種まき時期は春夏が適しています。バジルの種まき時期で一番最適なのは5月頃ですが、今シーズンは7月に種まきをしてみて、どれくらい育つか見てみたいと思います。
バジルの種まき(スイートバジルの種まき):地植えバジルの種の植え方
バジル(スイートバジル)の種の蒔き方ですが、まず、栽培区画(約60cm×60cmの大きさ)に穴を4つあけます。バジルの株間(穴の間隔)は約20~30cmです。穴あけにはマルチカッターを使います。(マルチカッターであたりをつけ、ビニールだけ切る。)
栽培区画の4ヶ所に穴をあけたら、バジルの種まき準備は完了です。
種は、マルチの穴1つにつき4粒まきます。この種の蒔き方を「点まき」といいます。(点まき=穴をあけた場所に3~5粒の種をまとめてまくこと。バジルだけでなく、サニーレタスやオクラの栽培でも行う種まき方法です。)
種を埋め込む深さは約5mmです。バジルのように種が小さいものは、爪楊枝などを使って、5mmの深さまで押し込むようにします。
土にバジルの種を押し込んだら、種に薄く土をかぶせ、手で上から押さえます。種まきした後、手で押さえることを「鎮圧(読み方は、ちんあつ)」といいます。
かぶせる土の量ですが、バジルは発芽に光が必要な「好光性種子」なので、土は薄めにかけましょう。種まきの深さも5mm程度にしているので、太陽の光が届きやすいと思います。
鎮圧したバジルの種には、不織布をかぶせます。(不織布は風で飛ばされないよう、Uピンを刺して固定します。)不織布をかぶせておくと、種の乾燥を防げますし、水やりの水や雨水が直接土に当たらないので、種を保護できます。
不織布をかけたら、土が湿る程度に水やりをします。これでバジル(スイートバジル)の種まきは完了です。(水は、やり過ぎに注意。水を与えすぎると、バジルの種が腐ってしまいます。)
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