オクラの栽培:追肥(密植栽培の丸オクラに肥料を追肥)
オーガニック栽培でのオクラの育て方。前回は、オクラ(丸オクラ、島オクラ)の間引きと土寄せをしました。それから約25日が経過。今回は、オクラの追肥をします。
オクラの栽培時期は夏なので、気温が上がってくると、成長が旺盛になります。オクラは、肥料食いと言われるほど、肥料を必要とする野菜です。肥料切れになると、オクラの収穫量が減ったり、生育不良になることがあるので、追肥で肥料を補います。
丸オクラの追肥:オクラは6月下旬から7月上旬頃が追肥時期
オクラ(丸オクラ)の追肥をする場所は、株と株の間(株間)です。株間の4ヶ所に、肥料の鶏糞(有機質肥料)を入れます。追肥しやすいように、マルチに切れ目を入れておきましょう。
追肥する量は、1ヶ所あたり鶏糞20ccです。鶏糞は、オクラの成長に必要な栄養を、バランスよく含んでいます。追肥の肥料としておすすめです。
追肥の仕方は、切れ目に移植ゴテを約10cm挿し込んで隙間を広げ、そこに鶏糞を入れます。(1ヶ所あたり20ccの鶏糞を追肥するので、4ヶ所分で計80ccの鶏糞が必要です。)
肥料は、適切な量を守って入れるようにしましょう。(今回の追肥の場合は、20cc×4ヶ所=80cc)追肥量が多いと、病害虫の被害を受けやすくなったり、生育不良を起こしたりします。
追肥後は、肥料に水をかけ、土をかぶせておきます。これで、オクラ(丸オクラ、島オクラ)の追肥作業は完了です。
追肥した肥料に水をかけるのは、土の中の微生物のためです。(肥料は濡れていた方が分解しやすい。)あと、肥料を土に埋めるのも忘れないように。肥料が土の上に残っていたり、マルチの上に乗ったままだと、害虫が寄ってきます。(害虫は、肥料の匂いに誘われて来るので、追肥の肥料は必ず土に埋める。)
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