ごぼう(ミニごぼう)の栽培:8月上旬に種まきしたサラダごぼうが収穫時期です
オーガニック栽培での、短根種ごぼう(サラダごぼう、ミニゴボウ)の育て方。8月上旬に種まきをしたサラダごぼうが、収穫時期になりました。
ごぼう(ミニゴボウ)の栽培は、種まき時期が春で、春夏の間に栽培、収穫時期が夏というパターンと、秋に種まき、秋冬栽培、冬に収穫というパターンに分かれます。今回は秋まき栽培なので、収穫時期は冬です。
サラダごぼうの栽培まとめ:土づくり&種まき(ミニゴボウの育て方)
サラダごぼう(短根ゴボウ、ミニごぼう)は、8月から栽培を開始。土づくりの時期も、種まきの時期も、ほぼ同時期、8月上旬に行いました。
発芽は、種まき時期から約1週間後。ごぼうは、種が固いらしく、芽が出るまで少し時間がかかりました。ゴボウの芽が出なかったところは、種をまき直しました。(種まきから10日くらい経っても発芽しない場合は、種をまき直した方がいいと思います。)
種から育てる野菜は、「種を多めにまいて、発芽してから間引く」というのが一般的ですが、ゴボウに関しては間引きしません。ごぼうの栽培では、他のゴボウ同士、互いに競わせて栽培した方が、よく育つんだそうです。
サラダごぼうの栽培まとめ:追肥時期(ミニゴボウの育て方)
ゴボウ(サラダごぼう)は、種まきから1ヶ月くらい経過すると、追肥時期になります。(今年のゴボウの追肥時期は、種まき時期から約40日後の9月中旬。)
ごぼうは、肥料を必要とする野菜なので、最初の追肥以降も、定期的に追肥をします。追肥の頻度は、1ヶ月に1回くらいで、収穫まで続けます。
ゴボウは、他の秋冬野菜に比べて、成長が遅い作物です。日にちが経過しても、なかなか葉が増えてくれないので、じれったくなるかもしれませんが、気長に見守ってあげましょう。
ごぼうの最初の追肥から約1ヶ月後。10月中旬に追肥の2回目を行いました。
ゴボウも種まきから2ヶ月以上経ってるので、葉と茎がだいぶ大きくなってきました。ごぼうの葉は約20cm、茎の太さは6mmくらいまで成長してます。
ごぼうの葉っぱは、幸い、虫食いは無いんですけど、どうやらスズメにつつかれているようです。畑のスタッフの方に聞いたら、鳥(雀やヒヨドリなど)も野菜の葉っぱを食べるんだそうな。ゴボウの葉って美味しいんですかね?人間の私からしたら、木の実とか、田んぼの稲穂の方が美味しそうですけど。
ミニごぼう(短根ゴボウ)の2回目の追肥から約1ヶ月後、11月中旬になりました。ごぼうの生育自体は順調そうです。でも、葉にアブラムシが付くようになってきたので、3回目の追肥は見送り。少し様子を見ます。
ミニごぼう(サラダごぼう)には、アブラムシが増えてますが、テントウムシも目立つようになってきました。てんとう虫は、アブラムシの天敵です。おそらく、ゴボウの葉についたアブラムシを狙って来たものと思われます。(てんとう虫は、幼虫もアブラムシを食べてくれるので、駆除に役立ちます。)
茎の方も太くなってきました。8月上旬が種まき時期だった短根ごぼうも、もうすぐ100日が経とうとしています。短根種なら、栽培期間90~100日くらいらしいので、そろそろ収穫時期も近いですかね。
サラダごぼうの栽培まとめ:収穫時期になりました(ミニゴボウの育て方)
11月下旬、ミニごぼう(サラダゴボウ)が収穫時期になりました。ごぼうの収穫方法は、まず、収穫する株の葉っぱを全部刈り取ります。(収穫しやすいように。)
次に、ゴボウのそばを深めに掘り下げて、根を露出させます。「引き抜く」という収穫方法だと、ごぼうが折れるかもしれないので、気を付けましょう。
短根種のごぼうですが、根は30cmくらい伸びてるので、結構深く掘る必要があります。根先がどこまで伸びているか確認できるくらいまで掘れたら、ゆっくり引き抜いて収穫します。(せっかく栽培したごぼうを折らないよう、慎重に。)
露地栽培だと、ごぼうの収穫方法に手間がかかりますが、その分、他の野菜とは違った達成感があります。今回は、土がわりとやわらかくて、掘りやすかったですが、土が固いと収穫が大変かもしれません。
サラダごぼう(ミニごぼう)の収穫時期は、植えた株を全て収穫するまで続きます。今回収穫したところは、次の収穫に備えて、穴を埋めておきましょう。これで、サラダごぼう(短根ゴボウ)の収穫作業は終了です。
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