サンチュの栽培(種まき)
サンチュ(サンチェ、チシャ菜)の畝に肥料を入れてから約3週間が経過。
今回は、サンチュの種まきをします。サンチュを「春まき」で育てる場合は、今くらいの季節(4月中旬頃)が種まきの時期に適しています。(サンチュの栽培時期は、冬の厳寒期を除けば、ほぼ通年です。が、最適な栽培期間としては、春まきで、夏頃に収穫するのが良いかと思います。)
サンチュやミニパプリカ、長ナスなどの栽培準備をしたのは、3月中旬。土に肥料を入れて、畝立てを行いました。
次は、サンチュ(サンチェ、チシャ菜)の種の植え方です。サンチュは、畝の中央付近で栽培するので、そこに3つ穴をあけます。(マルチカッターを押し当てて「あたり」をつけた後、表面のビニールだけを切る。)
種は、マルチの穴1つにつき4粒まきます。深さは5mmくらい。サンチュの種は小さいので、爪楊枝などを使って、5mmの深さまで押し込むようにします。
サンチュの種をまいたら、種に薄く土をかぶせ、手で上から押さえます。「土をかぶせて手で押さえる」のを鎮圧といいますが、この「鎮圧」が種のまき方では重要なポイントになります。
土を押さえることで、種と土が密着します。すると、土の中の水分が種にしっかり行き渡るようになるので、発芽率がアップします。土が固められることによって、土中の水分の蒸発が抑えられるので、種の乾燥も防げます。
かぶせる土の量ですが、サンチュは、発芽に光が必要な「好光性種子」なので、土は薄めにかけましょう。種まきの深さも5mm程度にしているので、太陽の光が届きやすいと思います。
種の鎮圧後には、不織布をかけます。(かけた不織布はUピンで固定。)不織布は、発芽前の種を守るためにかけます。かけることで種の乾燥を防げますし、水やりの水や雨水が直接土に当たらないので、種を保護できます。
不織布をかけたら、土が湿る程度に水やりをします。これでサンチュの種まきは完了です。(水は、やり過ぎに注意。水を与えすぎると、種が腐ってしまいます。)
動画版はこちら
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません