小玉スイカの育て方:人工受粉(地植えの小玉スイカを空中栽培)
マルチ栽培での小玉スイカの育て方。今回は雌花への受粉を行います。(人の手で受粉させる人工受粉。)小玉スイカは、自然に任せておいても受粉して、着果しますが、確実に着果させたいなら、人工受粉することをおすすめします。(着果=受粉して小玉スイカの実がつくこと。)
小玉スイカは、親づるの摘芯から約20日が経過。雌花が咲くようになったので、雄花と受粉させてみます。(雄花と雌花の見分け方のポイントは、花の下側。雌花は、花の下が膨らんでいて、雄花と見分けがつくようになっています。)
小玉スイカの摘芯をしたのは5月中旬でした。子づるが出るように、親づるの先端を摘んでます。
小玉スイカの受粉方法
小玉スイカの受粉の仕方は簡単です。雄花についている「雄しべ」と、雌花についている「雌しべ」をくっつけて、軽くこすり合わせるだけ。受粉する時間帯は、なるべく午前中(AM10時ごろまでに)がいいそうです。(午前中に受粉させた方が、着果する確率が高い。)
受粉作業をしたら、受粉した日を記録しておくと良いです。受粉成功なら、受粉日から35~40日ぐらいで収穫できるようになります。(受粉が失敗した場合は、実が大きくならず、雌花が落ちてしまいます。)
収穫時期は、積算温度からも計算できます。積算温度とは、毎日の平均気温を合計したもので、その日の平均気温は、(最低気温+最高気温)÷2で計算できます。小玉スイカの場合は、積算温度850~900℃になります。
地点ごとの最低気温、最高気温は気象庁のサイト(各種データ・資料>最新の気象データ>気温の状況)で確認できます。
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