いちごの育て方:イチゴの「まくら」作り(露地いちごの病気・害虫リスクを少なくする)

自家栽培でのいちごの育て方。地植えのいちご(宝交早生いちご)は、そろそろ収穫時期のことを視野に入れた作業を行っていきます。今回は、いちごのナメクジ対策と、いちごの「まくら作り」です。いちごのまくらとは、収穫時期のイチゴの土汚れ対策です。(露地栽培のいちごだと、土がついて傷みやすいので、その対策です。)

いちご(露地栽培いちご)のまくら作り

いちごのナメクジ対策(宝交早生いちごのナメクジ防除策)

露地栽培のいちごのナメクジ防除は簡単です。コーヒーかすをイチゴの株元にまくだけ。ナメクジは、カフェインが嫌いらしいので、いちごの株元にコーヒーかすを適量まいておけば、ナメクジ除けになります。

いちごのナメクジ対策に使うコーヒーかす
いちごの株元に、コーヒーかすを適量まく

露地栽培いちごのまくら(地植えイチゴの土汚れ対策)

土耕栽培で育てているいちごは、土がついて傷みやすいので、不織布を使って保護します。いちごが汚れないようにマルチは敷いてますが、不織布を使えばさらにリスクを減らせます。(家庭菜園でのいちご栽培だと、不織布が入手しやすいですが、「敷きわら」という藁を使うこともあります。)

いちごの土汚れ対策に使う不織布
不織布はイチゴの傷み防止に使う

いちご(露地いちご)のまくらはどう作るかというと、まず、不織布を棒状に丸めます。それからいちごの周りを囲って、まくらにします。不織布の固定にはUピンを使います。

不織布を丸める
不織布でイチゴの株周りを囲う

これで、いちごのナメクジ対策と、土汚れ対策は完了です。いちごの保護に使った不織布は、いちごの実が汚れるのを防止するだけでなく、害虫対策にもなっています。(不織布でいちごを囲うことで、虫を防ぐ。)あと、不織布を丸めたことで厚みが出ているので、保温効果も期待できます。

いちごを不織布でガードして、害虫対策

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