地植えのいちごの育て方:露地栽培のいちごの冬越し(冬の管理)

オーガニック栽培でのいちごの育て方。いちご(露地栽培の宝交早生いちご)は、植え付け時期から約40日が経過。時期も11月下旬になり、いちごにも冬の管理が必要になります。ということで、今回は、いちごの冬越しの作業を行います。(いちごの冬越し=露地栽培のいちごの越冬作業)

露地栽培のいちごの冬越し作業

いちごの冬越しとは、いちごを冬の寒さにさらすことです。冬の寒さに一定期間さらすことで、いちごは休眠状態に入り、春になるとまた元気に成長するようになります。(いちごは、冬越しの休眠中、根に栄養を蓄える。)

いちご(露地栽培のいちご)は春からの成長のため…
いったん休眠します

具体的な冬越し作業としては、いちごの区画のマルチを外してしまいます。マルチを外すのは、いちごをより寒い環境で冬越しさせるためです。(マルチは、土の保護・保温を目的にしてかぶせているので、それを外すと、土の保温機能が弱まり、「より寒い」環境になる。)

露地栽培のいちごのマルチをはがす

畑に地植えしているいちごだと、冬の寒風に晒されながら冬越しすることになります。そんなに寒いと、冬越しの時期に寒さで枯れるかも…という心配がありますが、大丈夫です。いちごは耐寒性があって、寒さに強いので、真冬でも枯れることはほぼないです。

マルチの穴が開いてるところ周辺は、いちごの株元です。いちごの根や葉が密集している部分なので、傷つけないよう丁寧にはがします。

イチゴの根元のマルチは、慎重にはがす
マルチを全てはがし終わったところ

はがしたマルチは、いちごの冬越しが終わったらまた使うので、丸めてまとめておきます。(マルチは、いちごの冬越し後、1月終盤から2月初旬あたりになったら、またかぶせなおす。)

はがしたマルチは丸めてまとめる

いちごの上にかけていた防虫ネットも、冬越し時期が終わるまで使わないので、半分に縮めます。(ネットの余った部分はコンパクトにまとめておく。)

いちご(露地いちご)の防虫ネットを外す

これで、いちご(宝交早生いちご)の冬越し作業は完了です。

いちご(露地いちご)の冬越し作業完了

動画版はこちら

地植えのいちごの育て方:露地栽培のいちごの冬越し(冬の管理)- YouTube

イチゴの育て方。土作りから始めたいという方はこちらをどうぞ。