生姜とナスとピーマンの育て方(ショウガは追肥4回目、ナスとピーマンの追肥は5回目)

地植え栽培での生姜となすとピーマンの育て方。今回は、生姜(しょうが)と、ナスと、ピーマンに肥料を追肥します。(品種は、生姜がお多福ショウガ、なすは千両ナス、ピーマンは京みどりピーマンを栽培中です。)

生姜となすとピーマンの追肥

生姜の追肥(お多福しょうがの栽培管理)

まずは、生姜(土生姜、根生姜)の追肥から。生姜(品種:お多福ショウガ)は、前回の追肥から約28日が経過。今回が4回目の追肥です。

生姜(土生姜)の追肥は、今回で4回目

生姜への肥料の追肥、前回は8月上旬でした。生姜(土生姜)の追肥は、6月中旬から始めて、7月中旬、8月上旬と、既に3回行っています。

生姜の追肥の仕方は、今までと同じです。追肥箇所は、生姜の株と株の間に1ヶ所。初回の生姜の追肥で、マルチに切れ目が入ってるので、それが目印になります。肥料は、鶏糞30ccを追肥します。(鶏糞30ccは計量カップ等ではかる。)

生姜(お多福ショウガ)の追肥箇所は株間
生姜の株間に移植ゴテを挿す
追肥箇所に鶏糞30ccを追肥

生姜に追肥をした後は、肥料に水をかけて、土を元通りに戻しておきます。(肥料に水をかけると、微生物が分解しやすい。)追肥後の肥料に土をかぶせるのは、害虫が寄ってこないようにするためです。肥料(鶏糞)が土の上にこぼれたままだと、臭いで害虫が寄ってきて、生姜に被害が出る可能性があります。

追肥した肥料を水で湿らせる
生姜に追肥した後は、土を戻す

これで、生姜(お多福ショウガ)の追肥は完了です。

ナスとピーマンの追肥

次はナスとピーマンの追肥です。こちらは前回の追肥から約30日が経過。今回が5回目の追肥になります。

なすとピーマンの追肥5回目

なすとピーマンと生姜を植え付けしたこの畝は、5月からの栽培で、もう4ヶ月以上が経過。猛暑による暑さなどもあり、畝の土が乾燥して固くなっていそうなので、追肥前に土を少しほぐしてみます。

ナスとピーマンの畝のマルチをめくる
長期の栽培で畝の土が乾燥気味

土に水をかけて湿らせ、根元から約20cm離れたところを移植ゴテでほぐします。

土に水をかけて湿らせる
水と土を混ぜる

土が少ししっとりした状態になったら、周囲2ヶ所を10cmくらい掘って、1ヶ所あたり鶏糞30ccを入れます。

土がしっとりするまで水を混ぜる
株元から20cm離れたところを2ヶ所掘る
1ヶ所あたり鶏糞30ccを追肥する
穴2箇所で計60ccの鶏糞を追肥

追肥した後は、肥料(鶏糞)に軽く水をかけて、土をかぶせ、マルチを戻します。

肥料に水をかけ、湿らせる
追肥した箇所に土をかぶせる
マルチを元通りにかぶせる

ナスとピーマン、両方とも同じやり方で追肥し、作業完了です。

ナスもピーマンも追肥の仕方は同じ

動画版はこちら

生姜とナスとピーマンの育て方(ショウガは追肥4回目、ナスとピーマンの追肥は5回目) – YouTube

ナスの育て方。これまでの栽培過程のまとめです。

ナスは、5月初旬に畑に植え付けました。

1回目の追肥が5月下旬頃。

成長して、1番果(最初にできる実)がついた頃に、太い支柱を立てます。

株がある程度大きくなったら、剪定と追肥を定期的に行いつつ、収穫を続けます。

生姜栽培の追加情報(ショウガの育て方についての関連情報)

生姜の栽培スケジュールを教えてください(ショウガの育て方)

生姜は、4月中旬から下旬頃にかけて土作りをします。肥料は、牛糞堆肥と鶏糞と油かすを使用。植え付けは、5月上旬から中旬頃。生姜は暖かい気候を好む作物なので、気温が十分上がってから植え付けるようにしましょう。植え付けに使う種生姜(たねしょうが)は、発芽の確実性を高めるため、あらかじめ芽出ししておくとよいです。

生姜は発芽したら、あまり世話をする必要はないです。でも、定期的な追肥は必要です。植え付けから約1ヶ月経ったら、生姜に最初の追肥をしましょう。以降は、1ヶ月おきに3~4回追肥を続けます。

生姜の収穫時期は、10月中旬から下旬頃です。収穫目安は、生姜の葉が黄色く枯れてきた頃です。収穫は株ごとなので、シャベルやスコップなどを使って土の中から掘り出します。